■節子への挽歌5352:落ちてきたひな鳥
節子
幼稚園から帰ってきたにこが玄関でジュンと騒いでいます。
なんだろうと降りて行ったら、野鳥の子どもがわが家の中庭に落ちてきたそうです。
巣から早目に飛び出して失敗したのでしょうか。
そういえば、数羽の親鳥が近所の家の屋根の上やテレビアンテナの上で鳴き続けています。
そこで箱を用意してひな鳥を入れてやりました。
いつも親鳥が食べている庭のジュンベリーの実も小さく刻んで口に入れましたが、まだ呑み込むすべを知らないようです。いつもは親鳥に押し込んでもらっているのです。
あまり近くにいると親鳥が降りてこられないだろうと少し放置することになりましたが、しばらくしていってみるとひな鳥は箱から飛び出して中庭の隅っこに隠れています。
これは本能なのでしょう。
中庭は隔離されているのですが、安全とは言えません。
というのは近隣の猫が時々やってくるからです。
さてどうするか。
にこの知恵が働くといいのですが、まずは図鑑で餌を見つけると言っています。
まあ生物を大事にする親子なので、何とかするでしょう。
雨が上がったので、よかったです。
親鳥はいまも大きな声で鳴いています。
ひな鳥事件は、時々起こっていますが、今回のはめずらしいです。
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