■節子への挽歌5340:生活事業研究会
節子
生活事業研究会というのを今年初めからスタートさせました。
生活というところに機軸をおいて、「事業」という概念を根本から変えていこうという発想です。まあ「生業の復権」といってもいいかもしれません。
毎月同じ内容で2回ずつやっていますが、じっくり話し合うのを基本としていますので、4~5人の、しかし自分でなにかをはじめようという人たちの集まりです。
やってみて気づいたのですが、みんな何かをやりたいと思っている割にはしっかりと考えていない。そもそも何をやろうとしているのかさえ明確ではない。
それに比べて利益目的の事業の場合は、お金を稼ぐという目的が明確ですから、事業計画も立てやすくなる。
あらためてなぜ社会が金銭中心になってきているのかがわかあったような気がします。
お金は実にわかりやすいのです。
毎回、私からも1時間ほど話しをさせてもらっています。
今回は「仲間」がテーマでした。
生活事業の目的は「利益」ではなく「仲間づくり」と位置づけています。
だから生活事業には失敗はない。
事業が仮に挫折しても、仲間が育つからです。
しかしこういう発想は果たしてみんなに伝わるかどうか。
今日もみんなの発表を聞いていて、私が毎回話していることはあまり伝わっていないなと思いました。
だから疲れるのですが、まあ気づくことも多いので、そろそろ第2期を呼びかけようと思っています。
節子が元気だったら受講生にしたかったです。
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