■節子への挽歌5339:脳神経外科の定期検査
節子
今日は脳神経外科の定期検査でした。
もう3年ほどでしょうか、2か月ごとに検査に行っています。
最近は、何とか悪化せずに現状維持になっていますが、ともかく水分をきちんととるようにと言われています。
節子の病院通いには私は必ず同行していました。
そのため、節子を見送った後は、病院に行くことができなくなっていましたが、最近はもうすっかり慣れてきました。
時には節子と一緒に数時間も待合室で待たされたことも思い出せるほどになりました。
死への不安感は私の場合、ほとんどありません。
節子に会えるかもしれにと今でも思っていますし、何よりも娘たちよりも早く死にたいと思っているので、できるだけ早く死ねるといいなと思うこともあります。
それに最近は、同世代の友人知人が次々といなくなってきていますので、なんだか日常的なとまでは言いませんが、さほどの異常事ではないような気になっています。
そのせいか病気もあまり気になりません。
もちろんそれなりの注意はしていますが、まあ自然の摂理に身を任せています。
病院での待ち時間には、いろいろな人生ドラマを垣間見ることもできます。
夫婦で来ている高齢者や親子の会話は、時に哀しく、時にほほえましい。
いろいろと考えることの多い待ち時間です。
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