■節子への挽歌5338:節子との思い出には時間軸が失われています
節子
テレビで近江八幡の街歩き番組をやっていました。
節子と一緒に行った時のことを思い出しながらユカと観ていました。
節子との記憶は、なぜか時間軸がまったくなくなってしまっているので、いつ行ったのかわかりませんが、たぶん、がんの治療で一時小康状況になった時だったと思います。
会社時代の仲間や上司に声をかけて近江八幡で会いました。
いや、もしかしたら、がんになる前だったでしょうか。
近江八幡には節子の親友の一人が住んでいました。
それでもしかしたら、何回か言っているような気もしますが、それも思い出せません。
少なくとも2回は行っているはずです。
と言うように、どうも節子との思い出が正確には蘇ってこないことが多いのです。
ただ、近江八幡に行ったことや琵琶湖畔の葦の茂みを観たことや、節子が好きだった小魚の佃煮のことは思い出せるのですが、時間軸がないのです。
逆に、ユカはとてもよく覚えています。
母子と夫婦とは、やはり違うのでしょうか。
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