■節子への挽歌5345:ワタアメ
節子
昨日、にこが友達のお母さんから「ワタアメ」をつくるおもちゃをもらったそうです。
その話を聞いたので、夕方、にこにワタアメをお願いしますと頼みました。
いろんな味があるけど、なに味がいいか、と訊かれましたので、「いろんな味」でお願いしまうと言ったら、「いろんな味」という味はないよと言われてしまいました。
私が声をかけた時は、にこはじゅんと一緒に庭の芝生を植え変えていましたので、すぐにはワタアメは届きませんでした。
夜になっても届かないので忘れられてしまったなと思っていました。
ところが今日、私は午後、在宅だったのですが、3時過ぎににこが帰ってきました。
いつもはバスを降りた後、近隣を散歩しながら帰宅するのですが、今日はめずらしくすぐに帰宅。玄関でじゅんと話していました。
聞こえた言葉は、「だっておさむさんにワタアメをつくってやりたい」という言葉です。
どうも母親のじゅんは、ワタアメづくりはあまり賛成ではなく、今日はやめようと言ったようです。それに対しての答が、どうも聞こえてきたのです。
しばらくして、にこは4本のワタアメをもってやってきました。
3つは小さなワタアメ、もう1本は大きなワタアメです。
そして、小さなワタアメは、ブドウとパインと普通味だとはなしてくれました。
大きなワタアメは普通味。
そしてどれがいいのかと訊かれました。
大きいのでもいいのか、と訊いたら、いいと言います。
迷いましたが、結局、めずらしいブドウ味を選びました。
一緒にいたユカもお相伴したのですが、ユカは普通味の小さい方を選びました。
渡したらにこは1階に戻っていきました。
昨日から気になっていたのかもしれません。
いつもおさむさんはきらいだと言っているのに、うれしいことです。
もらったワタアメを食べてしまってから、写真を撮っていなかったことに気づいたので、下に降りて行って、にこの大きなワタアメの写真を撮らせてもらいました。
にこはまだ小さなパイン味をたべていました。
明日もまたお願いしますと言ったら、明日はお休みだということ。明後日もお休みだそうです。
どうもワタアメづくり機は、使用後の処理が大変なようで、ジュンはあまり歓迎していないようです。
にこは母親思いの子なので、しばらくはワタアメは休業のようです。
ちなみににこの作ったワタアメはなつかしい味でおいしかったです。
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