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2022/06/30

■節子への挽歌5363:大学時代の学びをめずらしく思い起こしました

節子

26日のサロンで久しぶりに「新しい経済・新しい政治」をテーマに1時間ほど話させてもらいました。
私のこれまでの生き方の背景にある経済観・政治観をはなしただけですが。

話が「コモンズの経済」に関わった時に、なにげなく玉野井芳郎(元東大教授)さんの名前を出したのですが、参加していた東大の学生から、佐藤さんは玉野井さんの講義を聴いていたのですか、と問われました。彼の先輩が最近修論で玉野井さんを取り上げたのだそうです。
玉野井さんの授業はいまも記憶しているいくつかの授業の一つですが、私には全く退屈で、それで経済学が嫌いになったとさえ言えます。

しかし、東大を定年で退官後、東北大や沖縄大に移ってからの玉野井さんの論考は私の知っている玉野井さんではなく、実に面白く、彼の著作はその後、かなり読みました。
私のコモンズの回復というテーマに見事に重なってきたのです。

また「総有」という言葉を出したら、別の人がいま読んでいる本に「総有」という言葉が出ているが、佐藤さんはどこで「総有」という言葉を知ったのかと訊かれました。
私が「総有」という言葉に出会ったのは、これも大学1年の時で、「社会思想史」の淡野安太郎さんの講義でした。これもはっきりと覚えている講義でした。
「総有」と追う概念にはとても共感し、以後、私の経済観や政治観のベースの一つになっています。

そんな話をしていた、やはり大学時代の学びの大きさに気づきました。
法律関係だけをいつも思い出していましたが、政治学や行政学などのほうが、私のその後に影響を与えていたのかもしれません。
しかしいずれも記憶に残っているのは、講義内容というよりも、その教授の話したことのような気がします。

 

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