■〔参院選で考えたこと:12〕ちょっとだけ希望を感じましたが
参院選の結果が出ました。
昨夜の選挙結果報道番組はほとんど見ていません。
いずれもコメンテーターや司会者の姿勢に不快な思いをすることが多いからです。
今朝、早く起きて、NHKのニュースを見てほぼ全貌を知りました。
私にとってはめずらしいことですが、ほぼ予想通りになりました。
これまで私の選挙結果予想は当たったことがなかったのですが。
今回はあまり希望をもっていなかったからかもしれません。
ですから予想が当たって、いつも以上にがっかりしました。
1番のがっかりは、やはり投票率の低さです。
辛うじて50%を超えたものの、相変わらずの低さです。
期日前投票が増えただけで、選挙日当日は相変わらずの低さです。
そこには国民の選挙への期待や決意を感じられないきがします。
国民にとっての最大の行事である代表を選ぶ国会議員選挙が、単に「行けるときに行けばいい投票日」に堕しているような気がします。
2番目のがっかりは、一人区における自民党の圧倒的な強さです。
希望は、れいわと参政党のわずかながんばりです。
しかし、これほどの頑張りでは、日本の政治の流れは変わらない、とつい思いたくなるほどの小さながんばりです。
でもそこに希望を持たないわけにはいきません。
これから3年間、政治家だけの政治がまた始まるかと思うと気が重くなります。
そうした状況の中で、また「事件」が起こらなければいいのですが。
事態が固まりすぎると事件はいろいろな意味で起こりやすくなりますから。
しかしそれでもやはり、政治への関心と自分でできることはやっていこうと思います。
7月16日(土曜日)の2時から湯島で「参院選の結果について話しませんか」のサロンを開催します。よろしかったらご参加ください。
安倍さん襲撃事件の話題にいきそうで、いささか心配ですが。
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