■第17回益田サロン「人間が行う3つの破壊」のご案内
細菌学者の益田さんのサロンは、今回は「生物と環境に関連して人間が行う3つの破壊」について考えてみたいということになりました。
今回のサロンに向けての益田さんからのメッセージです。
環境あっての生物という原則からは生物は環境を破壊しないはずです。しかし人間はいろいろな理由で自然環境を破壊したり、食欲に起因する過食や運動不足で糖尿病になり身体を破壊したり、日ごろ頼りにしている理性が破壊されて自殺をしたりします。
このように環境あっての生物という原則を破るよう見えても、よく見てみるとこの原則は破られていないようです。それは生物の立場が一転して環境となるような事態が生じているからと考えられます。
典型的なものは心中の賊と言われているものです。体を環境としている心を環境とする、仮に欲と呼ばれる生物のようなものが現れます。この欲は山中の賊と違って対策が立てにくいことは古人が嘆いていることです。
欲の中には名誉欲とか金銭欲のようなほかの生物に起源を見出せないようなものありますが、この欲を環境とする生物のようなものが自殺を行わせるのではないかと思います。
以上が益田さんからのメッセージですが、「生物と環境」の関係が、これまでとはちょっと違って立体的(位相幾何学的というほうがいいでしょうが)になってきたように思います。どういう話し合いになるか楽しみです。
益田サロンに参加されている方はもうご存知ですが、益田サロンは細菌学者の益田さんと一緒に、益田さんが出したテーマを考えるというサロンです。講義型ではありませんので、誰でも気楽に参加できます。もちろん初めての方も歓迎です。
テーマは難しそうですが、予備知識などなくても大丈夫ですので、気楽にご参加ください。
〇日時:2022年7月30日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「人間が行う3つの破壊」
〇話題提供者:益田昭吾さん(細菌学者/慈恵医大名誉教授)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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