■国葬に関して思うこと
昨日も安倍元首相の国葬反対の集会が各地で行われていました。
国会前の集会に参加していた友人が写真を送ってきてくれました。
それでフェイスブックに写真とともに下記投稿をしました。
国民の半数以上が反対しているにもかかわらず、国葬が行われる国家とは、どういう国家でしょうか。
国民半数以上が反対していて行動を起こしているのに、それをほとんど報道しない国営的放送(NHK)とは、どういうメディアでしょうか。
友人たちが国会前などで意思表示してくれています。
6時現在で国会前は5000人くらい集まっているそうです。
そうしたらいろんな人がコメントしてきてくれました。
それで今朝、また次の投稿をしました。
国葬に関して昨日投稿したらいろんな方からコメントをもらいました。
ありがとうございました。
国葬に関しては、賛否それぞれです。
ただ私の関心は、国家とは何か、報道とは何かにあります。
先日投稿しましたが、数年前に出版された「世界を変えた14の密約」をまた読み直しました。昨年、文春から文庫化されて再出版されています。
国家がどう変わってきたかが示唆されています。改めてお薦めします。
今湯島でやっている生活事業研究会でのテーマのひとつでもありますが、ポリティカルエコノミーからエコノミックポリティクスへと政治や経済が大きく変わってしまったなかで、改めて生活を回復させたいと思っています。分断されつつある二項を取りちがえないようにしたいものです。
私の視点は、1968年ころから始まった「システムもしくはアルゴリズム対人間」です。それが明確になってきたような気がします。私はもちろん今なお「人間」でいつづけているつもりです。
それに人の死は、静かに悼むもので、手段にすべきではありません。
国民の多くが、自然と悼んでこその国葬ではないかと私は思います。ですから日本で行われようとしているのは、私には醜いマネーゲームにしか見えません。オリンピックと同じように。
ちなみに、私は国葬反対ですが、国葬騒動で、いまの日本の政治の実相もまた見えてきたように思います。
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