■茶色の朝サロン「政治を我が事と考える」のご案内
しばらく休んでいたBMS(茶色の朝サロン)を再開します。
「茶色の朝」サロンについては次をご参照ください。
http://cws-osamu.cocolog-nifty.com/cws_private/2018/01/post-dd3c.html
日程を、あえて9月27日に決めました。
この日は、「国葬」に参加する人も、国葬反対の活動に参加する人もいると思いますが、まあ「国葬」と関係ない政治談議をする場もあっていいかなと思いました。
できれば、「国葬」は話題にしたくはありません。
最近知ったのですが、日本に民主的な政治を根付かせようとしていた明治時代の吉野作造は、「近代的政治意識」を「政治を我が事とするような意識」と捉えていたそうです。
民主主義と民主政治は、別のものだと私は思っていますが、湯島のサロンの「政治観」はまさに「政治を我が事として考える」を基本に置いてきました。
もちろん「政治」だけではなく、「経済」も「宗教」も、「我が事として考えよう」と呼びかけてきたつもりです。
そう考えれば、政治も経済も、誰かがやってくれるものではなく、私たちの生活にとっての単なる「与件」でもないことに気づけるでしょう。
政府や経済界を批判しているだけではなく、自分で動けることが見えてくるかもしれません。
そんなわけで、今回の茶色の朝サロンは、「政治を我が事と考える」とした場合の「政治」について話し合えればと思います。
そのために、実際の政策や政府の行動が、自らの生活に影響を与えたという経験や気になっていることなどを気楽に話し合えればと思います。
ついでに蛇足ですが、昨日の朝日新聞に書店をやっている金野典彦さんという方が、「大きな主語」で語られると、語られることを個人として引き受けられずに、対話がなりたないと言っていました(「耕論」)。湯島でサロンをして、私もいつも感ずることです。
特に政治関係の話になると、「大きな主語」の語りが増えがちですが、茶色の朝サロンはできるだけ「一人称単数」で話し合えればと思います。
それだと個人でもできることが見えてきますので。
〇日時:2022年9月27日(火曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「政治を我が事と考える」
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
| 固定リンク
「お誘い」カテゴリの記事
- ■湯島サロン「復学して考えたこと」のご案内(2023.02.01)
- ■第21回益田サロン「ウイルスを改めてもう少し理解しよう」のご案内(2023.01.31)
- ■第1回リンカーンクラブ例会サロンのお誘い(2023.01.28)
- ■湯島サロン「看取られながら人生を終わりたくないですか」のお誘い(2023.01.27)
- ■第25回万葉集サロン「作られてゆく憶良」のご案内(2023.01.24)
コメント