■節子への挽歌5388:「禁おかゆ生活」終了
節子
昨日は兄夫婦と会食の予定でした。
なかなか時間が合わずにやっと決めたのですが、朝起きたら、いつもとは少し地が腹痛で不安に感じていたのですが、朝食後、さらに痛みが増してきました。
それまで5日連続で湯島に出かけ、サロンやミーティングをやったせいか、それともこの3週間ほど、さまざまなトラブルや相談事に巻き込まれていたせいか、はたまた無茶な畑作業のせいか、理由は不明ですが、前回の腹痛よりも状況は激しい。
まっすぐに立っていられないほどの痛みと、そのうちに顔から冷や汗まで出てきてしまう状況で、兄には会食中止の連絡をしました。
さすがに動く元気もなく、午前中は寝ていました。
痛みはおさまりましたが、大事をとって昼食は抜き、ユカは夕食はおかゆにしたほうがいいと言いましたが、おかゆはもう金輪際食べないと10数年前に決めていたので、素うどんにしてもらいました。
幸いに一晩寝たら、回復しました。何だったのでしょうか。
朝食は大事をとってサラダと飲み物だけ。珈琲をうっかり飲んでしまいましたが、牛乳もやめ。
お昼ごろに空腹感が出てきたのですが、ユカがやはりおかゆにしろというので、10数年ぶりにおかゆを食べました。
おかゆを食べないことにしたのには理由があります。
10数年前になりますが、親知らず歯の抜歯のため、なぜか8日間の入院したことがあります。なぜそんなにと質問しましたが、高齢者には何があるかわからないというので8日間の入院でした。実は私はそれまで入院経験がなかったので、興味もあって8日間を受け入れ、入院生活も面白かったのですが、問題は食事でした。
水のようなおかゆから徐々にお米が見えるおかゆへと変化したものの8日間、おかゆばかり食べさせられ、しかも塩分なしだったので、もうおかゆ嫌いになってしまったのです。
私がもう少し賢ければ、病院の売店で塩分のあるものを買ってきておかゆに入れればいいだけだったのですが、そういうことに私は全く気付かないところがあるのです。そのためユカからは、なにやら難しい本は読んでいるくせに、生活力もないバカな父親だといつも言われているのです。節子に依存しきって生きていたせいかもしれません。
困ったものです。
ところで10数年ぶりに食べたおかゆは実においしい。
ユカがちょっと味付けをしてくれたのと梅干があったからでしょうか。
そのおかゆを食べたら元気が出てきました。
これで「禁おかゆ生活」は終わることにします。
それにしても2日間、のんびりしたのですが、ずっと寝たり座ったりだったためか、今度は腰が痛くなりそうです。
まったくもって人生は面倒です。
身体のない人生が送れれば、どんなにいいことでしょうか。
でもまあ調子もいいので、夕方には畑に行ってみようと思います。
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