■節子への挽歌5384:パソコンの気持ちも少しわかるような気がします
節子
パソコンが直っていました。
といってもbluetoothが回復していたということですが。
やはりパソコンも時に疲れてサボタージュするのかもしれません。
ところで昨日はパソコン不調で気づかなかったのですが、ある人からのメールが「迷惑メール」に仕分けられていたのに今朝気づくすぐに返信しました。
息子さんのことで相談のメールが届いていたのです。
昨夜はそれが気になっていてパソコンをいじっていたのですが、実はその連絡はすでに届いていたのです。私のパソコンも性格がいいとは言えません。
今どきはメールなど、さまざまな連絡方法があるので、簡単に相談事もできます。
しかしそれにすべて対応していたら、それこそ身が持ちません。
いろんなことが効率的にできるようになると、時間の余裕ができるように考えますが、実際にはどうも逆のようです。
効率的にできるようになると、仕事や相談はそれを見越したように指数関数的に増加するのです。
これはおそらく労働時間にも言えることでしょう。
仕事をうまくこなす人ほど忙しくなる。
そして同時に、自分では直接には仕事をせずに、仕事をさせる人ほど、収入は多くなる。
いわゆる「ブルシットジョブ」が増殖するのです。
このことは自分の生活からも実感できます。
ネットからはさまざまな社会の動きが入ってきます。
世界がよく見える。
でも世界がよく見えることが生活の豊かさにつながるとは限りません。
気の重いことがどんどん増えていく。
人と付き合うのは疲れます。
パソコンの気持ちもなんだか少しわかるような気がします。
パソコンは、私よりもたくさんの世界を見ているでしょうから。
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