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2022/09/29

■湯島サロン「知識ゼロで挑む無門関パート3〈奚仲造車〉」のお誘い

金子さんの「知識ゼロで挑む無門関」サロン第3回目は、第8則の「奚仲造車」を取り上げます。無門関の中でも一番短い公案ですが、私にはどう取り組めばいいかお手上げなので、金子さんに以下、案内文を書いてもらいました。

「禅問答」は、むずかしいと言うのが通り相場ですが、果たしてそうか? が私のスタンスです。ある視点に立つことができれば、あるいは、人生の中の思い当たる節にぶつかればなにかわかるだろうという立場です。

さて第3弾は第8則「奚仲造車(けいちゅうぞうしゃ)」を取り上げさせていただきます。

車作りの名人が車を作った、そのうち車を分解し始めた。その意味するところは?

これだけのことなのですが……

さて、この話の何が問題なのか?
さて、どうこたえればよいのか?

この話は、そうトリッキーではないので、入門中の入門編にふさわしいのではと思います。私は、ある程度の答えにたどり着いていたので、今回のサロン開催にあたって念のために予習しました。「先人の禅僧」たちの、この解釈に関する文章に触れてみたのですが。意外や意外…。あれぇ、バラバラで超訳的(ふかよみ過ぎ)なこといってるぞぉー。

私は「オッカムの剃刀」というシンプルな答えを最上と考えています。なによりも著者の無門さんには、どう意図があったのかを重視します。

そうすると、どうも変なのです。
説明は、サロンで。ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。

前回もテキストとして利用した、岩波文庫の西村恵信訳註「無門関」の「奚仲造車」の和訳部分をPDFで添付させてもらいました。
参加される方はあらかじめ目を通しておいてください。

ダウンロード - e5a59ae4bbb2e980a0e8bb8a_e69cace6968720.pdf

以上が金子さんからの挑戦状?です。
「知識ゼロ」でもいいと金子さんは言ってくださっているので、気楽にご参加ください。
今回は、「無門関」についても、最初に少し金子さんから解説してもらおうと思っています。
日常とはちょっと違う公案の世界を遊ぶ感じで、気楽にご参加ください。

〇日時:2022年10月8日(土曜日)午後2時~4時
〇場所:湯島コンセプトワークショップ: http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇講師:金子英之さん(「無門関」永世愛読者/i2 associates代表 大学で東洋美術史を学んでからデザイナーをやっています)〇テーマ:「知識ゼロで挑む無門関〈奚仲造車〉」
〇会費:500円
〇申込先:佐藤修: qzy00757@nifty.com

 

 

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