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2022/10/04

■節子への挽歌5402:杉野さんの王秋

節子

すぎの梨園で王秋が出荷し出したので、ユカと一緒に分けてもらいに行ってきました。
すぎの梨園との縁をつくってくれたのは、節子ですが、いまも毎年お世話になっています。
節子は幸水好きでしたので、王秋は知らないでしょう。
節子が逝ってしまってから数年してから杉野さんが手がけはじめた品種ですから。
長持ちする品種で、うまくいけば年明けまで持つのです。

お店ではなかなか見つからず、昨年は見つけそこなっているうちにもう終わったと杉野さんから教えられました。
今年は数日前に杉野さんがフェイスブックで王秋が始まったと書いてあったので、杉野さんも出荷している柏の道の駅に買いに行こうと思ったのですが、売り切れることもあるので、と杉野さんがわざわざ教えてくれたので、今日、すぎの梨園まで分けてもらいに行ってきたのです。

むかしは、梨と言えば数種類しかなかったような気がしますが、いまは杉野さんのところでもなんと20品種も手掛けているそうです。
だからかもしれませんが、なかなか好みの品種を手に入れるには注意していないといけません。タイミングを失すると好みの品種に出合えなくなりかねないのです。
今日は、ユカが秋月がまだあるかなと言っていましたが、もう終わっていました。

いまは息子さんが中心で経営されていますが、息子さんと話していたら、杉野夫妻も出てきました。
奥さんは、加工事業を手掛けていますが、最近で来た道の駅の客層が若返ったので、加工品需要が急増し大変なようです。
杉野さんはこの数年ヒマワリ栽培に取り組んでいましたが、来年から栗に取り組むそうです。
それを聞いたユカが目を輝かせました。
なにしろ栗が最高の好物ですから。

その話をしたら、杉野さんが自動栗皮むき機があるので実演してやると言ってくれました。これが実に面白い。そして皮をむいた栗をお土産にくれました。
そんなわけで今夜は栗ご飯になりました。

帰宅後、王秋をすぐに節子に供えました。
気っと気に入ってもらえるでしょう。

2022 Suginokuri1

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