■節子への挽歌5408:病院日記3
午前中は、1時間ほど部屋で横になって空を見ていました。快晴です。
まあ湯島でも自宅でも、空をボーっと見上げることは時々ありますが、今日は考えることが違いました。
それにも退屈したので、病院内を見て回ることにしました。
高齢者が圧倒的に多いためか、なんだか病院全体が暗いです。個室の明るさとは大違い。
誰かに話したくて、デイルームに行きましたが、おひとりが新聞を読んでいるだけでした。
その人に話しかける隙はありませんでした。
部屋に戻るととてもうれしいメールが届いていました。
ずっと気がかりだった人からの元気そうなメールです。
お昼ごろ、医師が説明に来てくれました。
どのくらいで退院できるかと訊いたら、風邪だっていつ直るかなどは言えないでしょう、と言って話してくれません。ともかく月曜の血液検査次第のようです。
冷たいですね、と言っても姿勢を変えません。水分だけだと餓死しないですか、と言ったら、まあやってみてください、とあくまでクール。
好感が持てる医師です。
医師のアドバイスは、ともかく病院内を歩くようにということでした。
2~3日入院しただけでも歩けなくなる恐れがあるというのです。
高齢者に入院はいいことはないのです。
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