■20年ぶりにかっぱ寿司に行きました
連日テレビでかっぱ寿司の前社長の不正行為が話題になっています。
いつもならこういう会社は、ボイコットするのが私の姿勢なのですが、今回はなぜか応援したくなりました。
経営陣の不祥事ですが、実際に店舗で働いている「非正規雇用」の人たちには関係ない話だと割り切ることにしました。
それで応援したくなったのです。
それで娘に頼み込んで久しぶりにかなり遠くにあるかっぱ寿司に行きました。
かっぱ寿司には話題になり始めた頃、一度だけ行ったことがありますが、以来、20年以上行ったことはありません。
大きな店舗で、店舗自体には清潔感がありましたが、お客様はまばらでした。
いつもの状況を知らないので、比較はできませんが、何となく活気がない気がしました。
仕組み上の問題点はいくつか気づきましたが、そんなことは店舗側はもうすでに知っていることでしょう。
残念ながらお寿司自体は私の好みではなく、あまり食べられませんでしたが、それでも頑張って食べました。まあそんなことでは応援とは言えませんが。
何かできることがあれば考えたいと思っています。
ところで会計時、お店の人に事件の反響はどうですか、と質問したかったのですが、一緒に行った娘から止められました。それに聞いたところで、私にできることが見つかるとは思えないのでやめましたが、本当はエールを送りたかったのです。
外食産業、とりわけチェーン店に関しては、コスト競争の激しさに大きな違和感があります。
農業には、CSA、地域で支える農業という仕組みがありますが、食に関しても「地域で支える食事どころ」という発想がもっとあってもいいと思います。コスト発想だけではなく、そういう発想でレストランや食堂をパラダイムシフトしたら、みんな幸せになるのになあといつも思っています。
コストに縛られない、地域に支えられ、地域を支える個店が、テレビで時々話題になりますが、もうそろそろコスト至上主義から解放されたいものです。
みなさんの近くにもしかっぱ寿司があれば、ぜひ一度行ってみてください。
私はまた行こうと思っています。
少なくとも、かっぱ寿司を嫌わないでほしいです。
これまでの私の主張とは必ずしも整合しないように思われるかもしれませんが、一応、私の中ではつじつまは合っているのです。
よろしくお願いします。
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