■節子への挽歌5439:病院日記34:わが家のお迎え体制
さて、部屋に戻ると壁に孫のメッセージポスターが貼ってありました。
しかし、「おかえりさない」ではありませんでした。
「おさむさん そのまま にゅういんしてね」です。
祖父(私)に似て、性格の悪い孫です。困ったものだ。
花火みたいのは、なぜか「ぷんぷんマーク」、つまり怒っているようです。
そういえば、昨日も「ぷんぷんマーク」のラインが届いていました。
何に怒っているのか心当たりはないのですが。
ちなみに、孫は家の近くのピアノ教室に行っているようですが、そこで、私が入院したことを事細かく報告をしたそうです。そこの先生がわが家の近くの人なので、わが家周辺には私の入院は伝わっているようです。まさか孫から伝わるとは思ってもいませんでした。これまた困ったものです。
祖父は口が堅かったはずなのに、です。
一方、娘は、私が好きなものをたくさん用意しておいてくれました。
しかし、食事指導を受けたことを守るとなると、どれもみなあまりよくないものばかりです。
すべて諦めて、とりあえずサツマイモをゆでてもらいました。
おかゆは食べたくないので、ロールパンにしてもらいました。
1週間ほどだったので、郵便物などは少なかったのですが、いくつかありました。
でも今日はさすがにちょっと読む気が起きません。
短い手紙だけを読ませてもらい、あとは明日。
完結編を書く前に、少し休ませてもらおうと思います。
昼間ですが、ぐっすりと眠れそうです。
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