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2022/10/24

■節子への挽歌5422:病院生活日記17:久しぶりの入浴

午後はいろいろありました。

まずMRI検査。この検査で膵臓がんが見つかったら、これまた人生は激変です。
頭のMRI検査は時々受けていますが、お腹は初めてです。
その検査のために点滴を一時はずしたので、そのままお風呂に入ることにしました。

Img_20221024_132218 展望風呂という大浴場です。午後は入浴自由だそうですが、私は点滴をしているので、その都度はずしてもらわないといけません。勝手には行けません。
展望風呂とはいっても、湯船につかっていたら見えませんが、立てば手賀沼が見えます。これなら毎日来たい気がします。
一人で使っていると、付き添いに伴われておふたりが入ってきました。

その同伴者は、昨日、私がこの階に偵察に来た時に尋問?を受けたLさんです。
Lさんはここの当番だったようです。
おふたりとも入浴は禁止だそうです。

Lさんがもう一人の方をケアしながら部屋に連れて行った間、残りの一人と話しました。つくし野のD(池田)さんです。自宅の風呂で転倒、救急車で運ばれたのだそうです。93歳。Lさんが来ないうちにこっそり入浴しましょうかと話しているうちに、座間さんがやってきて、実行に至らず。私まで長湯は注意するようにと言われました。

Dさんが上がった後、私も話し相手もなくなったので、あがりました。ところが、やはり空腹のせいか、一瞬、クラっとしてしまいました。困ったものです。
あがり場で椅子に座って水を飲んでいると、またLさんが大丈夫ですかと心配してやってきました。そこでまた「話」のリハビリに取り組むことにしました。話しているうちに昨日の話になり、実は私は面会禁止を抜ける場所を探しに来たんですと白状してしまいました。できませんというので、少なくとも売店だったらできるでしょうと言って、私が考えた場所(売店ではありません)を明かしてしまいました。話しているうちに彼女も載ってきて、それならあそこのほうがいいと逆提案。

しかしこれは罠かもしれません。
病院関係者が提案するということはみんな気付いているということです。

と、ここで緊急事態発生。
患者なのに病院を走ってしまう事件が起こりました。
続きは次回。
病院はドラマが起き続けているのです。

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