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2022/10/26

■節子への挽歌5430:病院生活日記25:7日ぶりの食事

昨日、武田さんが送ってきた「時間の終わりまで」というのを、いわば仕方なく読み出しました。あまりに厚いのですが、送られてきた以上は読むしかありません。

と、読みだしたら、最初の文章はなんと、「あるべき時が来れば、生きとし生けるものはすべて死ぬ」という文章です。
ついついこれは武田さんからの私への諭しだろうかと勘繰りましたが、まあそんなことはないでしょう。しかし、こんな書き出しの本を病人に送るとはけしからん。困ったものです。

しかしまあ今日から食事が復活したので許すことにしましょう。食事といっても今日はまだ五分粥です。ただし、おかずとフルーツ付き。
1週間ぶりの食事でしたが、昨日から空腹になれてしまっていたので、感動は皆無。
それよりも珈琲は飲みたいです。

Lunch20221027

食事の少し前に篠田医師が血液検査データをもって来てくれました。
そしてデータはまだ完全ではないけど、まあ五分粥でいいと思うと、言ってくれました。
その後は、例によって、また明後日の血液検査次第。
相変わらず先が見えない。でも一気に動きだした。

医師が帰った後、一昨日のMRI検査結果を聞くのを忘れてしまったことに気づきました。
まあ聞いたところで理解できないでしょうし、大きな問題がなかったので先生は言わなかったのでしょう。

これでまた2日間は固定です。
1日単位で動いてくれるといいのですが、2日後には食事は戻り、さらに2日後(土日に重なるので4日後)には退院の可能性も出てきました。

しかし、朗報の後には悲報が来るのが人生の常。
なにしろ「あるべき時が来れば、生きとし生けるものはすべて死ぬ」のですから、油断はできません。

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