■旧統一教会の存在に対して宗教界からの動きがなぜ出ないのか
政府はようやく、統一教会の解散を視野に入れて動き出すようです。
そもそも統一教会を宗教法人として承認していること自体が私には理解できませんが、統一教会のお世話になってきた政府がどこまでやるかは、あまり期待はできませんが。
しかし、私が一番不思議なのは、宗教界からの動きがほとんど見えてこないことです。
統一教会を宗教法人と捉え、その活動を宗教活動として捉え続けてきたと言うことは、日本の仏教法人やキリスト教法人も同じようなことをやっているということなのだろうと思わざるをえないからです。
いうまでもなく、創価学会も幸福の科学もそうなのでしょう。
もしそうでなければ、もうとっくの昔に、統一教会の宗教法人の是非を問題提起していたはずです。それができなかったのは、あるいは今なおできないのは、自らがそうだからなのだと私には思えてなりません。
金に身を売った宗教ほど醜いものはありません。
日本の宗教界の人たちは、いったい「宗教」をどう定義しているのでしょうか。
知りたいものです。
ちなみに私は、宗教も政治もとても大切なものだと認識していますが、いまの日本の政治組織や宗教組織には共感が全く持てません。
| 固定リンク
「社会時評」カテゴリの記事
- ■「嘘つきは政治家のはじまり」にしてはいけません (2023.01.26)
- ■月収5万円でも豊かに暮らせる社会(2023.01.09)
- ■見たいものだけしか見ない生き方から抜け出さないと善い生き方にはたどり着けない(2022.12.13)
- ■「宗教2世」?(2022.12.09)
- ■岸田首相の裏切りと日本仏教界への期待(2022.12.04)
コメント