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2022/11/12

■節子への挽歌5460:「精密さ」と「緩やかさ」

節子

ようやく自分が戻ってきたような気がします。
まだ完全ではないのですが、いままでなにか一体感がなかった身心がまとまった感じがするのです。
食生活の注意はまだ必要でしょうが、もう基本的には大丈夫でしょう。

この数日はいろいろと考えることが多かったですが、改めて身体の精密さと緩やかさとへの実感が高まりました。
そして「精密さ」と「緩やかさ」はセットのものなのだということにも気づきました。
これは身体もそうですが、精神や思考も同じように思います。
もっと早く気づいていれば、生き方もかなり変わっていたかもしれません。
しかし、知るべきことは知るべき時に知るものだと最近は考えるようになっているので、この時期に私がそれに気づいたのも、それなりの意味があるのでしょう。

いずれにしろ気分的にはかなりすっきりしました。
ちなみに節子の闘病時のこともいろいろと考えました。
その時の私の対応にはたくさんの反省と後悔がありますが、しかしにもかかわらず、たぶん節子は幸せだったようにも思います。
そう思わないと自分が苦しくなるからかもしれませんが、それだけではないと思います。
この3週間は、私にはとても意義ある3週間だったようです。

今日は湯島サロン再開の日です。
一昨日の帰路のようなことはもう起こらないでしょう。

安心してください。

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