■節子への挽歌5472:メダカの悲劇(2022年11月21日)
善意が悲劇を起こすことがあります。
昨日、湯島に行きました。
植物と共生するという過酷な条件で生き抜いているメダカが気になっていました。
一昨日は3匹とも元気だったのですが(一昨日3匹目も元気だったことが確認できました)、水がかなり汚れていたのです。
着いてすぐにメダカの住んでいる容器を見て、あぜんとしました。
一つの容器は空になっていて、植物と共生している方も水の量が3分の2ほどに減っています。
どうなっているのでしょうか。植物の容器のほうをよく見ましたが、メダカは見当たりません。一昨日は元気だったのに。
実は昨日、湯島である人たちが集まりをやっていました。
その参加者からメダカに餌をやってもいいかとメールが入りました。
その時は元気だったと安堵し、しかしメダカへの餌はやらないでほしいと答えました。餌のやりすぎでダメになることも少なくないからです。
そういうことがあったので、メダカはみんな元気だと思い込んでいたのです。
ところが子メダカたちは全滅してしまっていたのです。
餌をやっていいかと言ってきたメダカは、別の水槽にいる大メダカでした。
昨日、湯島で集まりをやった人の一人に確認したら、水が汚れていたので替えたのだそうです。まさかそこに子メダカがいるとは思っていなかったのだそうです。まあ注意しないと気づかないほど小さく、それにうまく植物の根などに隠れているのです。
しかし別のところに大事においていたもう一つの容器までなぜ水をあけたのか、安定したいい水だったので、水そのもの大事だったのですが。
こうしてこの3週間の苦労は水泡に帰してしまいました。
植物とメダカの共生はいまの私の課題なのです。
植物はコリウスです。これとは相性がいいようですが、2週間前にサロンに参加した人がデルフィニュウムを一輪持ってきてくれたのでそれを一緒にしました。翌週、またもう一輪持ってきてくれて、メダカとの共生を知って、これは毒性があるのですが、と言ってくれました。ますます共生に関心を持ちました。
もしかしたら、デルフィニュウムが増えたので、昨日、メダカは死んでいたのかもしれません。しかし、そうだとしてもきちんと葬ってやれなかったのは悲しいです。
善意は悲劇を起こすのです。
湯島は「コモンズ空間」としていますので、私以外の人が使うこともあります。きちんとメダカが棲んでいると明記しておかなかった私の責任ですが、かなり落ち込みました。
しかし、メダカに関していえば、実は同じ昨日、坪倉さんが新たなメダカを8匹、湯島に届けてくれました。これがみんな実に元気がいい。
今度はしっかりと守らなければいけません。
植物との共生はもうやめようかどうか迷っています。
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