■節子への挽歌5465:人が生きるとはいったい何なのか
節子
私の入院を気にしてくださっている人は少なくないのですが、今日は、私にもっと長生きしてほしいと言って、深呼吸歩きという歩き方を勧めに来てくれた人がいます。
1時間以上にわたって、歩き方はもちろんですが、いろいろと彼の体験知を教えてくれました。とても共感できる話であり、私も明日から実行しようと思います。
これで少なくとも3年は元気を維持できるでしょう。
他にもいろいろと刺激的な話をお聴きしたのですが、その後、一緒に食事をしました。
ところが私が注文した食事に揚げ物が一品ついていました。
私は大丈夫だと思っていたのですが、どうも彼はそれが気になっていたらしく、途中でやっぱりこれは揚げた衣をとってもらいましょうと調理場まで持って行って交渉してくれました。結局、それは出来ないと言われてしまったようですが、私も食べるのをやめました。
私はあんまり気にしないのですが、どうも周辺は私以上に私のことを気にしてくれているのです。感謝しなければいけません。
午後やってきた人たちもどうも私以上に私のことを心配してくれているようです。
これほどみんなに心配してもらえるとは幸せなことです。
改めて人が生きるとはいったい何なのか、そんなことをこの頃、よく考えます。
| 固定リンク
「妻への挽歌21」カテゴリの記事
- ■節子への挽歌5811:今日、治療方針を決めます(2023.12.06)
- ■節子への挽歌5810:昔ながらの「和の暮らし」(2023.12.05)
- ■節子への挽歌5809:最近本を読むことが増えています(2023.12.04)
- ■節子への挽歌5808:なんだか緊張感のない毎日(2023.12.03)
- ■節子への挽歌5807:ちょっとしたことが世界を明るくもし暗くもする(2023.12.01)
コメント