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2022/12/31

■節子への挽歌5500:静かな大晦日

節子

2022年もそろそろ終わりそうです。
今年もユカががんばってくれているので、私は何もせうにのんびりと年越しを迎えています。

節子がいなくなったので、お正月料理もお正月の花も、すっかり地味になりました。
今にして思えば、節子がいた頃のお正月は、まさに「ハレ」でしたが、いまは来客もなく、地味なものです。
孫家族もお正月は峰行に実家に行きますので、お昼をみんなで一緒にするくらいですので、料理を食べている時間もあまりありません。

わが家ではかつてはお正月は毛ガニがメインでしたが、最近はあまりに高くなったので、もう手が出なくなりました。
昨年は毛ガニに変わってタラバガニだったような気もしますが、今年はカニではなくて、めずらしくステーキになりました。
山形肉と岩手肉をユカが用意してくれました。
後は紅白なますとお煮しめと簡単なおせちです。
今年は栗きんとんに代わって、ユカがリンゴきんとんを手づくりしてくれました。

今までは大みそかにはホームページを新年版に変える準備など、いろいろと大変でしたが、最近はホームページの更新もさぼっているので、何もやることはありません。
年末年始のテレビにはほとんど関心がないので、明日の料理の試食も含めて、年越しそばを食べて早々と寝る予定です。
明日は晴れそうなので初日の出も見られるでしょう。

今年はいろいろとありましたが、まあよい一年でした。
しかし年々、私も彼岸に近づいているのを実感できるようになってきています。
歳を重ねる意味がだんだん分かってきたような気もします。

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