■節子への挽歌5487:最高に幸せな気分の日でした
節子
今日は湯島でのオープンサロンでした。
参加者は少なかったのですが、とても刺激的なサロンでした。
まず始まってすぐに、東大の3年生の川端さんが飛び込んできました。
授業の合間にサロンに顔を出してくれたそうですが、なにやら興奮気味です。
その理由は、直前の授業は数名の講師によるパネルディスカッションだったようですが、そこで質問したら、それがどうやらいろいろと物議をかもしたようなのです。
テーマは「トランスジェンダー」。
その話の内容もともかく、理もT-形式の授業で、川端さんはどうもカメラの前で反させられる羽目になったようで、それもちょっとまさにその授業のハラスメント性を彼は感じたようです。
トランスジェンダーに関しては当事者を自称する人たちの反応は私も何回か経験しているので、彼の戸惑いや違和感も何となく理解できます。
ところで講師陣たちの顔ぶれと彼らが書いた本を見せてもらったら、なんとサロンにもよく来るヘウレーカの大野さんが作った本なのです。
あまりの偶然に因縁を感じました。
まあその話を切り口に、最近の大学の授業などについて少し聞いたのですが、最近の大学の授業は、実にライブで面白そうです。私の時代とは全く違っているようです。
もう一つは、これもオープンサロンの常連の竹形さんは提起した、「お金ではない価値の為に生きるためにお金が必要というジレンマからどうやって逃れるか」という話題です。こういう議論をできる相手は、湯島のサロンに来る人達でも決して多くはないのですが、竹形さんはまさに自らも実践しているので、説得力があるのです。
その竹形さんが、サロンの後に、自らのフェイスブックにこんな記事を唐くしていたのです。
あまりにもうれしいので、全文引用です。
場所を選ばずに「お金は価値じゃないよね」みたいな話を真顔ですると「何いってんのバカじゃないの」と言われてしまうので「価値」について突っ込んだ議論ができる佐藤さんの場は本当にありがたいです。お金の為ではない仕事について勉強する「生活事業研究会」は勝手に僕が継ぐつもりになっているのでまだまだ時間はかかると思いますがご指導よろしくお願いします(笑)
まあこのふたりのおかげで、今日は最高に幸せな気分です。
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