■「善徳女王」に金庾信(キム・ユシン)が登場
先週から韓国ドラマ「善徳女王」の再放映を観ています。
https://www.bsfuji.tv/seondeok/
善徳女王は、新羅初の女王で、日本で乙巳の変が起こった頃の新羅の女王です。
当時は、まだ日本という概念はなかったと思いますが、朝鮮半島と日本列島の人たちの交流はいまよりよほど活発で、たぶん当時の支配層は、日本海を超えて往来していたようです。
天智天皇や天武天皇に関しても、朝鮮半島の支配層との関係がいろいろと議論を呼んでいます。これまで日本の古代史関係の本で善徳女王の名前を目にしたことがなかったのですが、最近は時々、目にするようになりました。それで、以前から話題になっていたこのドラマを観ようと思い、再放送されるというので毎回録画しているのです。
ところが観て意外だったのですが、ローマ人まで登場し、話の展開がとても広いのです。こんなところにも韓国人(大陸半島人)の視野の広さと日本人(島国人)の狭さに気づかされます。しかし、あまりの子供向けの内容に、途中で観るのをやめようかどうしようか迷っていたのですが、今日の回に若き金庾信(キム・ユシン)が登場しました。新羅の将軍で、日本にも少なからず関わっている人です。大和朝廷の天皇ともつながりがあるはずの人です。
そうなるとがぜん興味が湧いてきて、子供向き仕立てですが、観ることにしました。
しかし、人間関係を把握するのが実に難しい。
たぶん韓国の人たち、特に新羅地域に当たっている地域の人たちは、登場人物にもなじみがあるのでしょう。
これを機に、改めて韓国史を学び直そうと思います。なにしろ隣国ですから、歴史くらいは知っておきたいと思います。
古代の日本列島を知るにも、万葉集を読み解くにも、それが必要だろうと思います。
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