■我孫子・柏まちづくり編集会議主催「やりたいこと呼びかけフォーラム」報告
報告が遅くなりましたが、12月4日に、我孫子・柏まちづくり編集会議主催の「やりたいこと呼びかけフォーラム」を開催しました。
今回は、参加者が少なかったのが残念ですが、その代わりにとてもゆったりした、あったかな交流ができる場になったような気がします。試験シーズンでしたが、高校生もひとり参加してくれました。
事務局の林さんから、フォーラムの趣旨と「まちづくり編集会議」のこれまでの経緯が簡単に紹介された後、特別講演として、我孫子市にある中央学院大学の中川ゼミのみなさんが、毎年自分たちで取材して作成している「abiko magazine」の活動を発表してくれました。
「abiko magazine」は、すでに2号まで発行されていますが、中川先生の発案で、学生たちが中心になって、毎年、作成している「学生たちによる我孫子市のガイドブック」です。内容は多岐にわたっていますが、企画から取材、制作、すべて学生たちの手によってなされています。大学内はもちろんですが、市内でも駅前のアビシルベなどに置かれています。
学生たちの多くは我孫子市外から通学していると思いますが、4年間通う我孫子のことを、住民とはまた違った目で紹介してくれていて、若い世代がどういうところに関心を持っているのかも知ることができます。とても貴重な試みで、もっと多くの人に読んでもらい、できればそこから世代を超えた、あるいは我孫子市を超えた交流が始まればと思います。中川先生もそれを展望されているようです。
お話の後、参加者との話し合いが行われましたが、お互いにいろいろと刺激を受ける内容だったと思います。詳しく紹介できないのが残念です。
まちづくり編集会議としては、これまで大学との接点がなかったので、これを契機に、なにかコラボできることがあればとみんな期待しています。
ご多用の中、参加してくださった中川教授はじめ学生のみなさんに感謝です。ぜひこれを契機にまちづくり編集会議にも参加していただければと思っています。
つづいて、呼びかけのセッションでは、「将門プロジェクト」と「手賀かるたプロジェクト」が提案されました。
「将門プロジェクト」は、戸田さんが呼びかける予定で資料もばっちりと作成してくださっていたのですが、直前にコロナ陽性が判明してしまい参加できなくなってしまいました。それで代わりに、これまでも将門関連の活動にも参加している村上さんが、戸田さんに代わって、将門居城在我孫子説の紹介や戸田さんの思いを紹介してくれました。ちなみに今回初参加されたみなさんは、我孫子市に平将門の居城があったという話を知らなかった人もいましたが、みんな、この話を「地域資源」として「まちづくり」に活かしていこうということには賛成で、話も盛り上がりました。ちなみに中川ゼミの学生の一人が将門も縁のある東京の神田明神の近くにお住まいだとのことで、将門の話にも関心を持ってくれました。何かが始まるかもしれません。
ただ今回は肝心の戸田さんが参加されていなかったので、改めて戸田さんに呼びかけてもらって、プロジェクトづくりの話し合いをしようということになりました。
「手賀かるたプロジェクト」は、櫻井さんの呼びかけでしたが、そもそものきっかけとなった手賀沼での「台船灯篭祭り」プロジェクトの話も出て、むしろ「手賀かるた」よりも将門プロジェクトともつなげながら、「台船灯篭祭り」を基軸にしたらどうかという意見も多く、これも年があけたら櫻井さんの呼びかけで、関心のある人たちで集まることになりました。
「手賀かるた」そのものへの関心も多く、いろんな意見も出ましたので、これはまたこれで動き出すかもしれません。
他にも今回初参加の佃さんからはヘチマたわしが山のように余っているのでそれの有効活用策はないだろうかという問いかけがありました。地域で何かしたいとか、みんなに呼びかけたいというテーマを持っている人は少なくないでしょうから、最近開催していなかった「はじまり場サロン」を来年から再開しようということになりました。
最後に林さんから、以前から提案されていたペーパーマガジンの編集部員募集の呼びかけがありました。もう取材も終わり、その気になればすぐ完成するでしょうが、一人での仕事にしないために林さんは仲間を呼びかけています。関心のある人はぜひ参加してください。林さんに連絡していただければと思います。
そんなわけで、来年から少なくとも3つのプロジェクトが動き出しそうです。改めてまたそれぞれから呼びかけがあるかもしれませんが、関心のある人は事務局あてに連絡いただければ、プロジェクトリーダーの戸田さん、櫻井さん、林さんにつなげてくれると思います。
今回参加できなかった方で関心のある方、あるいはこんな呼びかけをしたいと思っている方、ぜひ仲間になってください。我孫子在住にはこだわっていません。
信じがたいほどゆったりした会なので、気楽にどうぞ。自分の住んでいる地域で何かをやりたいという思いと汗をかく気のある方は、大歓迎です。汗をかきたくない方も、もちろん歓迎です。参加すると汗をかきたくなるかもしれませんし。
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