■節子への挽歌5498:一足早いお年賀
節子
昨日は湯島で今年最後のサロンでした。
いろんな人たちが来てくれましたが、予想外に一足早いお年賀を持ってきてくれた人が2人います。
いずれも女性ですが、その理由は、サロンで話をする機会をもらったことへの感謝の思いだそうです。
これはとてもうれしい話です。
何がうれしいかというと、普通はサロンで話をしてもらったのですから、むしろ御礼をすべきは私の方です。にもかかわらず、ふたりとも逆に私に感謝している。
これこそ私が目指している人と人の関係なのです。
そういう私の思いをきちんと受け止めて理解してもらえたことがとてもうれしいのです。
サロンはとても不思議な場です。
たとえば、隔月で続けてくれている升田さんと益田さんは話をする立場なのに必ず会費を払ってくれています。
会費と言っても自主的にワンコインをボックスに入れていく方式ですので、払っても払わなくてもいいのですが、たぶん毎回入れているはずです。
これも世間の常識の反対です。
どこかで講演すれば謝礼をもらえるはずなのに、自分で毎回資料までコピーしてきたうえに会費も払う。とてもうれしい話です。
参加者全員が払うわけではありません。忘れる人もいますし、中には掃うのを好まない人もいます。でもそれもまたそれでいい。そこがサロンの面白さです。いろんな人の人柄が見えてくる。
今年は何回のサロンをやったでしょうか。
いちばんたくさん参加しただろう鈴木さんは、今年は63回参加したと言っていました。
来年もこんな感じでサロンをつづける予定です。
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