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2022/12/27

■節子への挽歌5494:お天道様と同じように生きたい

節子

最近、私はできるだけお天道様と同じように生きるように心がけています。
ですから、できるだけ日の出と共に起き、日の入りとともに活動をやめています。
午後7時にはスマホは止めてしまい、電話にも出ません。

早い時には8時過ぎには就寝します。
実際にはベッドで本を読んでいることもあるので、寝るのは9時過ぎのことが多いですが。

朝は5時には起きていますが、この時期はまだ外は真っ暗です。
6時頃になると東の空の朝焼けがきれいに始まります。
少しずつ明るくなってくる空に見とれてしまうこともあります。
いつも「枕草子」の書き出しの文章が自然と思いだされます。
太陽が上ってくると一挙に周りがあったかくなる気がします。その瞬間が特に好きです。

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節子が元気だったころには、一緒に日の出わおみるのは年明けの元日だけだったでしょうか。あの頃、もっとお天道様と同じ生き方を心がければよかったと今にして思います。

しかし、日々の暮らしはお天道様に準じられても、人生はそうはいきません。
太陽と違って、明日、必ずしも起きられるかどうかはわかりません。
最近ようやくそのことをしっかりと自覚できるようになってきました。
頭でわかることと身体が知ることとは、どうも違うようです。

昨日から大掃除をすこしずつ始めていますが、ここにきてようやく、物を処分することができるようになってきました。
それは実にさびしく悲しいことなのですが。

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