■節子への挽歌5505:孫との初会食
節子
にこへのお年玉は、あみだくじ方式で行ったため、にこは私からお年玉をもらえませんでした。その代わりに「いつでも何冊でも好きな本プレゼント券」を孫は手に入れました。そこで今日、孫から本屋さんに買いに行くのを誘われました。
私は車の免許はもうないので、ふたりで自転車で行くことになりました。
今回は意外と早く買う本が2冊決まりました。
また妖怪関係の本かと思いましたが、そうではありませんでした。
ついでに近くに住んでいる兄の家に行くことにしました。
兄から娘経由でにこはお年玉をもらっていたので、そのお礼にです。
突然だったので兄はいませんでしたが、義姉がいました。
義姉からは一昨日、ユカが着物をもらってきていたので、それを着て見せに行く予定もあったのですが、家に入るとなかなか帰れなくなるので、今回は玄関での立ち話にしました。
その後、実はさらに遠くの布施弁天まで行こうと提案したのですが、断られてしまいました。ふたりだけだと不安があるようです。なにしろ私はもう81歳で、いつ死ぬかわからないと孫は思っているのです。
意外なことににこから食事をしようと提案がありました。
にこは卵アレルギーもあって、母親がいないと食事はしないのです。
さてどこで食べようかと訊いたら、書店のあるエスパのガストがいいというのです。これまた意外。
それで2人でガストに入りました。にこは別のガストに行ったことがあると言って、説明してくれました。ロボットが持ってきてくれることも教えてくれました。
卵が絶対に入っていないこども用のネギトロ丼を注文。私もその大人版を注文。
にことの初めての2人だけの会食です。
食事しながら、呼び方の交渉をしました。
「おさむさん」はやめて、「おさむ」か「おさべえ」を提案。
結局、お互いに呼び捨てにしようということになりました。
「おさむじいさん」が回避されてよかったです。
食事の後、デザートを勧めましたが、家に帰ればアイスクリームがあるからいいと言って、注文せずに、買ってきた本の一冊を読みだしました。
にこはあまり物欲はなく、節約家のようです。いや、相手の私に気をつかっているのかもしれません。なにしろ私はお金をほとんど使わずに、いつもユカに支払いを頼んでいるからかもしれません。
本は読むというよりも、見る感じで、1冊をすべて見終わってしまいました。後半は私も一緒に目を通しましたが、25の有名な話を紹介した本でした。
少し早目の昼食でしたが、混んできたので、帰宅することにしました。
にことの初めての2人だけの会食がガストのネギトロ丼とは、ちょっとなあ…という気もしますが、まあわが家らしいと言えばわが家らしい。
でもまあ、今回は途中で喧嘩もせずに、なかよく過ごせ、帰宅後もにこは2階に来て、遊んでいました。
私への信頼感も少し改善されたかもしれません。
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