■節子への挽歌5517:神経がつながってよかったね
節子
電話話ついでにもう一つ書きます。
これは数日前の話ですが。
時々電話してくる同世代の友人から電話がありました。
毎日新聞に論考を載せたので読んでほしいという電話だったのですが、最初に言ったのが、神経がつながってよかったねという話でした。
最初は何のことかわからなかったのですが、しばらく前にフェイスブックに書いたことだと気づきました。
こんなことを書いたのです。
以下、その概要を引用します。
今日は脳神経外科の定期検査です。
脳の細い血管が2本消えかかっていたのが数年前に確認され、以來、薬を飲みながら、定期的にいろいろと検査を受けています。
今日は半年ぶりのMRI検査でしたが、なんとこれまで画像では繋がっていなかった血管に細い繋がりがみえるようになっていました。医師も薬では回復しないのだがというのですが、間違いなく前回の状況とは違います。次回はもっと太くなっているでしょうか。病院に来るのが楽しみになりました。
数年前にあまりに視野異常やめまいなどが多いので、脳神経外科に行ったら、2本の血管が切れかかっていて危険だと言われました。そのことは前に書きました。
以来、定期的に検査に行き、年に2回ほどはMRI検査もしているのです。
今回は画像ではなんと切れていた血管が細いながらもつながって見えたのです。
医師も、こんなことはないはずだと盛んに言っていましたが、画像では明らかです。
そのことを書いたのですが、実際には私自身には何の変化もありませんから、もう忘れていたのです。
こうしたことは、書いた本人よりも読んだ人のほうに記憶が残るのでしょう。
まあ私の場合は、あんまり身体知識がありませんので、血管が切れようと繋がろうとたいして気にはならないのです。生きている自分を信頼していますから。
私自身は気楽にいろいろと書いていますが、それを読んで気にしてくれる人がいることへの配慮が皆無でした。
まあこの歳になって、そんなことに気づくようではどうしようもない。
そういえば、昨日も、寄付騒ぎで、振込口座を正確に書かなかったため、確認してきた人は、やはり「佐藤さんはデクノボーですね」と書いてきました。
たぶんこれは「誉め言葉」だと思います。
でもまあいずれにしろ今日も健康です。
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