■節子への挽歌5515:湯島応援呼びかけ騒動
節子
湯島のサロンのメーリングリストに、サロン支援を呼びかけるメール(このブログの前の記事です)を投稿してしまったのですが、この反響が多くて、戸惑っています。
最近、湯島でのサロンの大きな話題のひとつは、金銭対価と仕事の価値は関係ないのではないかということです。
一昨日もそうしたサロンをやっていたのですが、その報告を書きながら、湯島のサロンの維持に金銭対価を払うとしたら、みんなどう反応するだろうかということを思いついて、メーリングリストで金銭の寄付依頼を呼びかけたのです。
まあ軽い感じで投稿してしまったのですが、いろいろと反響があって戸惑っています。
しかも、その振込先の銀行口座を正確に書かなかったため、これでは振り込めないと早速メールが来ました。銀行の支店名を書き忘れていたのです。
しかも意外だったのは、その問い合わせをしてきたのが、つい最近、サロンに参加しだした人だったのです。
サロンの効用などは全く享受していないはずなのに、どうして寄付してくれるのだろうかと思っていたら、次は、振り込めないので湯島に持っていくという人が現れました。
いささか心配になってきました。この人もめったにサロンには来ない人です。
だからと言って、いまさら、辞退するわけにもいきません。
やはり気楽に支援を呼びかけてはいけません。
節子がいたら、投稿前にチェックしてもらえたのですが、いまはもうそのチェック機能がありません。
まあそのため、節子が残した貯金の半分ほどを失ってしまったこともあるのですが、どうも私の行動は軽すぎるのです。困ったものです。
でもある人がこんなメールもくれました。
素直な想いがメールに…。良い機会。甘えて下さい
みんなから支えられているなあとつくづく思います。
ところでこういう気になったにはきっかけもあるのです。
ある人が、初めてサロンに参加してくれて、500円では安すぎると言ってわざわざ別の日に会いに来て、5000円を置いて行ってくれたのです。しかも別に商品券まで届けてくれました。
また前にも少し書きましたが、別の人はサロンの報告ばかり書いていないでたまには休めと言って温泉に招待してくれたのです。
最近は、私は現金がないので地方にはなかなか行けませんが、それを知ってか、旅費まで負担してくれるというのです。
一体、いまの私はどういう風に見えているのでしょうか。
まあそんなこともあって、寄付を呼びかけたらどんな反応があるだろうかと気になってしまったのです。
いささか気になっているのは、寄付した人が私にはわかる仕組みにしてしまったことです。
配慮不足でした。私も誰が寄付したかは知りたくありません。どうしたらいいでしょうか。
節子がいたら私には絶対に名前を教えないようにと頼めたのですが、いまはそれが難しい。
いささか浅はかな行為でした。
困ったものです。
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