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2023/02/25

■節子への挽歌5533:言葉遣いは気をつけなければいけません

節子

久しぶりに節子も知っているSSさんがやってきました。
サロンに来ればいいのに、どうしてわざわざ時間をとってほしいと言ってきたのかわからなかったのですが、なにしろ「来る者は拒まず」なので、サロンの前に会うことにしました。
まあ節子がいた頃のスタイルです。これは結構、疲れるのですが。  

会って気づいたのですが、サロンの案内はFBとメーリングリストなので、FBをやっていない人はサロンをやっていることも知らないのです。
サロンの案内のメーリングリストは2019年のサロン参加者から登録しだしていますので、それ以前のサロンの常連にさえも届いていないのです。

まあそれはともかく、SSさんは30年ほど前に初めて湯島に取材できたことを話しだしました。
なんでいまさらと、昔話嫌いの私は思いましたが、話したいなら仕方がないと思い、聞いていましたが、たぶんその気持ちが顔の表情に出ていたのでしょう。
話はいろいろと変わり、サロンの話にもなりました。

1時間ほど話して、今度はサロンに来ますと言って帰って行ったのですが、夕方パソコンを開いたらSSさんからメールが入っていました。
彼がなぜやってきたのかがそれでわかりました。
こんなことが書かれていたのです。本人の了解を得ていないので、実名を出すのはやめました。

数年ぶりにお目にかかりましたが、全くそんな感じがしなかったのは、佐藤さんが常日頃から私と似たような境遇?の方々と逢われているからだろうと勝手に推察いたしました。
今日はそこまでお伝えしませんでしたが、一番最初に取材にお訪ねした時、佐藤さんに逆取材されて散々自分の話をしたことがとても恥ずかしく(業務時間中に自分の話をすることなどありえないと思っていたので)、最後に吐き捨てるように「つまらない人生ですけどね」といったときに、佐藤さんに明るく笑われて「**さん、あんたなかなか面白い人生を送ってるよ」と言われたことが衝撃的で、それから私のサラリーマン人生は大きく変わりました。
今日お訪ねしたのは、「あれから35年!」。綾小路きみまろじゃあませんが、その後大きく変わった人生が、自分でも結構面白かったとお伝えしたかったのかもしれません。それをお伝えするにも1時間では短すぎましたが、そんなことのために貴重な佐藤さんのお時間を度々いただくわけにもいきませんので、今後はサロンに顔を出させていただいて、分割払いで小出しにお知らせできたらと考えております。

これを読んで反省しました。
むかしはもう少し相手が何のためにやって来たのかを理解しようと考えていたのに、最近はどうもそうした姿勢が薄くなり傲慢になっているのではないかと。

それと最近いろんな人から言われるのですが、私の、あまり相手の気持ちを斟酌しない何気ない言葉が、相手を傷つけているようです。
幸いに今回は、傷つけるというよりもいい方向に受け止められた話ですが、でも相手の心の響く言葉は、薬にもなれば毒にもなる。
いつも思いながらできていない「言葉遣いへの気遣い」を、やはりもう少し考えないといけないとつくづく思いました。

といいながらも、この後の孤独死のテーマのサロンでは、また言わずもがなの言葉を言ってしまい、いささか自己嫌悪に陥ってしまったのですが。
困ったものです。

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