■節子への挽歌5530:友人知人は私の人生を思い出させてくれる歴史
節子
節子も知っているサンチャゴ巡礼者の鈴木さんから毎週2通ほどのハガキを届きます。
鈴木さんは毎週のように湯島のサロンにも参加していますので、実際にも会っているのですが、はがきを出すのが好きなのです。私に限らずいろんな人にはがきを出しているようです。
とても几帳面な字で、いつもいろんなメッセージが書かれています。
昨日届いたはがきに、こんな文章がありました。
(サロンの参加者が)「つながり方の方法は学校でも教わらない」と言っていました。佐藤さんの人とのつながりは多様で厚いのは、添付の才能なのか、意識して築いたのか、以前から気になっています。
たしかに考えてみると、私にはいろんな人とのつながりがあります。
あまり意識したことはありませんが、どうも普通の人よりは多いようです。
鈴木さんに返信しました。
才能でも意識的な築き上げでもなく、ただ「来る者は拒まず去る者は追わず」だからでしょう、と。
ただもしかしたら、いつも誰かに会うと2つのことを意識していることに気づきました。
まずは、名前を覚えること、そして、その人のために私ができることを考えること、です。
この2つが、もしかしたら人のつながりを育ててくれているのかもしれません。
しかし、残念ながら時に名前を間違って覚えてしまうことがある。一度、間違って覚えるとなかなか修正できずに、名前を間違っていってしまうことがある。
今でも覚えていますが、これまで5人ほどにそういうことがありました。
いまでもその人に会うと間違った名前を言いそうで不安になります。
以前、ある集まりで、私は資産家です、ただし友人が私の資産です、などと大変失礼なことを言ったことがありますが、これは本音ではありません。人が資産のはずはない。
まあ時にそうした間違いをしてしまうことがありますが、私の今を支えてくれているのは、さまざまな人の存在です。
いまも毎日、家に座っていても、いろんな人がメールやFBなどで、いろいろとメッセージをくれます。
その返信だけでも、人生は楽しくなります。
苦手なのは電話ですが、まあこれもときには楽しいこともある。
たくさんの友人知人は、私の人生を思い出させてくれる歴史でもあります。
この頃、つくづくそう思います。
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