■節子への挽歌5518:時間をかけて手紙を書きました
節子
我孫子も今日は雪予想でしたが、少しちらついただけで雪は積もりませんでした。
でも寒い一日でした。
やらなければいけないことを最近またリストに書きあげているのですが、そのいくつかをやることにしました。
やり残しているのは面倒なことばかりです。
前に書いた気がしますが、節子は「まずは大切なこと」から手を付けるタイプでしたが、私は「かんたんにやれること」から始めるので、いつも面倒なことは残ってしまうのです。
なかにはもう1年以上リストに残っていることがあります。
困ったものです。
今日は昨年もらったクリスマスカードの返事と年末に届いた年賀欠礼のはがきへの返信などを書くことにしました。
クリスマスカードは、ボストン在住のSさんです。
Sさんは昨年10月に来日しましたが、あいにくその日、私は入院した翌日でした。
ユカが帰宅して留守電に入っているSさんのメッセージを聞いて、教えてくれましたが、Sさんはパソコンも携帯電話も持っていません。
アメリカで情報関係のお仕事をされている関係からかもしれませんが、そうした情報危機にはとても用心深く、ほとんど使わないのだそうです。私にもアドレスなどは教えてくれません。
でも時々、私のブログかフェイスブックを見ているようで、サロンのことも知ってくださっています。
在日期間中に、うまく連絡が取れずに、結局、Sさんとはお話もできませんでした。
その後、クリスマスカードが届いたのです。
Sさんのご自宅の写真が入っていました。とても素敵な家です。
そういうのを見ると、やはり日本とアメリカの豊かさの大きな違いを感じます。
年賀欠礼のお知らせで気になっていた人が一人いました。
Mさんです。
私が知り合った時のMさんは企業にお勤めでしたが、親の介護で会社を辞め、あまり連絡が来なくなりました。
せっかくのMさんの才気や誠実さが、なんだか埋もれてしまっていくようでとても気になっていたのです。
ところが昨年末、年賀欠礼の手紙。
その後、どうしているかなあとずっと気になっていたのです。
落ち着いたらまた湯島でお会いしたいと書きました。
落ち着いていたらいいのですが。
節子の言っていたことを思い出しながら、今日は相手のことを考えながら、手紙を書きました。
書いた手紙はたわいない内容ですが、書きながら思っていたことはたくさんあります。
節子が手紙を書くのに時間をかけていた意味が、あらためてよくわかります。
今年は、SさんやMさんに会えるといいのですが。
いやたぶん会えるでしょう。
そんな気がします。
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