■節子への挽歌5553:素直に自然に反応する気持ちは大切にしたい
節子
昨日はいろいろあって疲れてしまいました。
大好物のアサリとタケノコをユカが夕食に料理してくれましたが、元気回復にまで行きませんでした。
もちろんとてもおいしかったのですが。
その上、今日は寒い雨の日になってしまいました。
ますます元気は出ない。
今日は孫のにこが取手の健康まつりでチアダンスを踊るそうですが、なんだか行く気が起きてきません。困ったものです。
寒くて雨だと動けない。悲しくさえなる。
そういえば、明日、我孫子で地元の友人たち3人で会う予定をしていたのですが、その一人の宮内さんから、雨だったら延期したいというメールがありました。理由は雨だと元気が出ないということでした。あの元気な宮内さんも、雨だとすっきりしないのだと思ったら、なにやらとても共感してしまいました。
天気に影響される生き方は、ある意味では私が目指す生き方なのです。
今でも思い出しますが、会社時代、約束をして大阪まで同じ会社の部長に話を聞きに出張したことがあります。ところが行ってみると、部長は不在で、秘書から今日は雨のため部長は休んでいますと言われて、驚いたことがあります。
まあ社内でも有名な部長でしたが、大雨の日には休むのだと聞いて感激しました。
出張はほかにも用事があったので、無駄にはならなかったのですが、いつか私もそういう生き方をしたいと思ったのです。
その後、偶然にも、その部長が私の上司になったことがあります。
1年ほどでしたが、お互いにわがままな勤務姿勢のため、あまり仕事での接点はありませんでした。最後にその人からはお前が何をやっているか結局わからなかったと言われました。でも彼は私をある意味では認めてくれていたことは、後でわかりました。
このあたりの話は、まああまり公言すべきことでもありませんが。
人間がつくった制度やルールよりも、私の生活を支えてくれている自然の摂理を基準にして生きるようにしたいと心掛けているのですが、まあ人と一緒に生きている以上、なかなかそうもいきません。でも自分の気持ちだけは、素直に自然に反応していければと思います。
今日は寒い雨の日にふさわしく、身を縮めながら、哀しみながら、過ごそうと思います。
できれば久し振りに小説「あかあかや明恵」を読もうかと思っています。
小説を読むのは、久しぶりですが、先週は山野浩一さんの「花と機械とゲシタルト」を読んだのです。これもどうも最近の気分の重さに影響しているかもしれません。
岡和田さんが送ってきてくれたので読んだのですが、まだ感想もかけずに岡和田さんにも連絡もしていません。
若いころと違い、小説に同化できずに、入り込めないのです。
「あかあかや明恵」はどうでしょうか。
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