■節子への挽歌5541:湯島に行くルートを変えました
節子
一時期、散歩を日課にしたこともありますが、やはり私には続きませんでした。
せっかく深呼吸歩きを勧めてもらい、湯島でもサロンまでやっているのに肝心の私が散歩嫌いでは困ったものです。
そこで湯島のオフィスに行く時のルートを変えることにし、散歩ではなく歩くようにすることにしました。
新しいルートは、上野で降りて、上野公園を通って、不忍池経由で天神下の交差点を渡り、そこから湯島天神を通っていくコースです。
これだと最低でも一度、湯島天神をおまいりすることになります。
その気になれば、上野公園でもいくつかの神様にも挨拶できます。
時間にした短ければ15分、長くすれば30分と調整できます。
かりに往復このコースにすれば、1万歩は無理としてもそれに近づくでしょう。
一昨日、実際にそうやって往復歩いてみました。
まあこの時は15分コースでしたので、歩く快感を得られるところまでは行きませんでしたが、いい感じでした。
これなら続けられそうです。
このコースは、以前は時々、節子と一緒に歩きました。
もっとも節子はいつも途中で引っかかり、陶器のお店だとかなんだかよくわからないところに立ち寄っていましたが、そうしたお店が時々、目に入ると節子と歩いた時のこと思い出します。
ちなみに飲食関係のお店に入った記憶はほとんどありません。
そういう意味ではお互いにストイックでした。
不忍池も上野公園も、あまり変わりません。節子と一緒に歩いた頃とそう大きくは変わっていません。
上野公園にもいろんな思いではありますが、今やもう感傷的になることはありません。
思い出をたくさん作っておこうという節子と違い、思い出はできるだけ外には残さないようにしようという性向が私にはどこかにあったような気がします。
思い出はやはり外に置くよりも心身の中に置くのがいいです。
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