■節子への挽歌5559:孫のランドセル姿
節子
節子がいた頃はわが家の恒例行事だったあけぼの山のお花見はなくなりました。
1,2回、娘たちと行きましたが、どうもみんな元気が出ない。
そのうちだれも行こうと言わなくなったのです。
初詣も最近は行かなくなりました。
思い出は、時にこうしたことになっていくようです。
ところが今日、ジュンがあけぼの山の桜と公園のチューリップのなかで、にこのランドセル姿の写真を撮りに行くというので、ユカを誘ったので、私も同行しました。
にこはこの4月から小学生なのです。
久しぶりにあけぼの山公園は花もきれいでしたが、人もにぎわっていました。
お花見のための出店もたくさん出ていました。
ランドセル姿で撮影に来ていた子どもも見かけましたが、にこもはしゃいでいました。
いささかはしゃぎ過ぎたのか、帰りの車の中では寝てしまっていました。
この春休みに、国立科学博物館の恐竜展に行こうかと誘ったら、「行きません」と即座に断れてしまいました。
恐竜は好きではないのだそうです。
代案もすべてノー。
どうも嫌われたものです。
子供の好みはどんどん変わります。
この数年、あれほど好きだったリカちゃん人形はもう卒業したようで、これまで集めたものもすべて処分してしまうそうです。
昨年末には、あれほど欲しがっていて、私もプレゼントを要求されていたのですが、まあその変わり様には驚きます。
それにしても、にこが小学生になるまで私が元気だったのも意外です。
このままだともう少し行きそうです。
それがいいのかどうかは悩ましいことですが。
| 固定リンク
「妻への挽歌21」カテゴリの記事
- ■節子への挽歌5648:久しぶりに畑(2023.06.05)
- ■節子への挽歌5647:湯島のエアコンを買いました(2023.06.04)
- ■節子への挽歌5646:台風後の手賀沼公園(2023.06.04)
- ■節子への挽歌5645:「幸せに死ねる方法はないでしょうか」(2023.06.03)
- ■節子への挽歌5644:台風襲来で大雨です(2023.06.02)
コメント