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2023/03/19

■節子への挽歌5543:不忍池沿いの骨董市

節子

今日も湯島でしたが、上野駅からオフィスまで歩きました。
今日は天気が良かったせいもあり、上野公園は人でごった返していました。
基本は深呼吸歩きでオフィスまで遠回りしていくのですが、今日は不忍池沿いにゆっくりと歩いて湯島に向かいました。
桜も咲きだしていましたし。

池沿いに今日は骨董市が店を出していました。
節子はこういうお店が好きでしたから、以前は時々、立ち寄っていましたが、コロナもあってか、しばらく骨董市に出合いませんでした。
前よりも少なくなっていましたが、そのせいもあってか、どの店も人がたくさんいました。外国の人が多かったですが。

ちなみに私は、昔から買い物は苦手でした。
というよりも、物を買うのが好きではなかったのです。
私が買うのは、書籍と梟の置物だけでした。

梟があれば必ず買いましたが、それ以外には全く興味はありませんでした。
いまはもう梟にも興味はなく、物を買うことはほとんどなくなりました。
書籍もほぼすべて図書館から借りるようになっていますし。

まあそんなことはどうでもいいのですが、骨董市を見るとどうしても節子を思い出してしまいます。
もっとも節子が、この骨董市で何かを買った記憶はほんの数回しかありません。
それも何を買ったのかさえ覚えていません。
節子の趣味と私の趣味もまた違っていましたから。

節子も物にはあまり執着していませんでした。
ブランド物などにはあまり関心がなかったような気がします。
わが家が経済的に貧乏だったからかもしれませんが、たぶんそうではないでしょう。
でも時々、訳の分からないものを買ったりしていました。
今にして思えば、まったく無駄なと思えるものも、捨てるに捨てられずに残っています。

困ったものです。

今日の湯島のサロンにも、めずらしい人がきてくれました。
節子も知っている人ですが、最近また節子時代の人が少しずつ参加してくれるようになっています。
うれしいことです。

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