■「花と機械とゲシタルト」が送られてきました
先日、FBに中国のSF小説「三体」を読んだことを書いたついでに、山田正紀さんの「神狩り」を読み直してみると書いたら、岡和田晃さんから「佐藤さんには別の本を読んでいただきたいと思いましたので、僭越ながら献本手配しました」と連絡があり本が届きました。
山野浩一さんの「「花と機械とゲシタルト」(小鳥遊書房)です。
5年ほど前に亡くなった山野さんの唯一の長編小説です。
私は読んだことがありませんでした。
なかなか手に入らない作品でしたが、岡和田さんが、山野浩一「「花と機械とゲシタルト」論」を加えて昨年12月に復刊してくださったのです。
山野浩一と言えば、前にも書いた気がしますが,「X電車で行こう」という短編に私も魅了されて記憶があります。数年前にも読みたくなって読み直した作品です。
最近はもうSFの長編はかなり努力しないと読めないですし、ましてや岡和田さんの評論は腹を据えて読まないと消化できないのですが、岡和田さんが薦めてくれる以上、読む価値が必ずありますので読もうと思います。
実は、むかしのSFが何冊か出てきたので、そちらも読み直したくなったのですが、まずは岡和田さんの「「花と機械とゲシタルト」論」から読みだすことにしました。
なんだか岡和田さんのテストを受けさせられているような気もしないではないですが、まあそういう意味では間違いなく「落第」なので、岡和田さんがいつも言ってくれるように、ともかく楽しんで読ませてもらおうと思います。
でも最近の私の想像力や理解力は、自分でも驚くほど劣化しているので、いささか心配なので、気が乗った時に読みだそうと思っています。
また感想を報告させてもらいます。
SF好きの方は、山野浩一の「花と機械とゲシタルト」ぜひお読みください。
岡和田さんの推薦なので、間違いはありません。
https://www.tkns-shobou.co.jp/books/view/489
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