■節子への挽歌5603:敬愛する佐藤様
節子
こんなメールが届きました。
昨年は父が他界して、佐藤様と懇談できなく残念でございました。
今年は再度チャレンジ致します。
よろしくお願いします。
敬愛する佐藤様
うれしいメールです。
そういえば、この人とはしばらく会っていません。
私よりもずっと若い人で、たぶん私のホームページを見て湯島に訪ねてきてくれた人です。話が合ったのでしょう。
ホームページやブログを見て、湯島に来てくださる方が、以前は少なくありませんでした。当時は、ホームページも毎週しっかりと更新していましたらから。
そういう人はだいたい共感し合うことが多かったように気がします。
誰かの紹介でやってくる人の場合は、なかには怒って帰る人もいましたが。
他者の紹介ほど、いい加減なことはありません。
みんな思い込みが多くて、私のことを自分流に紹介してくれるからです。
でも私の書くホームページやブログには、基本的に嘘はありません。
もっとも気づかずに書いている「嘘」はあるかもしれません。
自分のことは意外とわからないものですから。
でもどこかで私のことを気にしている人がいるということは、うれしいことです。
「敬愛」とまではいかなくとも、「気にしている」人がいることで、私の生きている世界は広がっているのですから。
節子がまだ、私の世界に生きているように。
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