■節子への挽歌5605:西川一三の生き方には魅かれます
節子
昨日は畑作業を少しやりすぎてしまいました。
そのせいか、疲労感が強く、せっかく午後、にこの誘いを受けたのですが、私だけパスさせてもらいました。
この数日の畑作業がよくなかったのかもしれません。
しかし畑面積はかなり広くなりました。
こまめに草取りをすれば、もう野草対策も大丈夫でしょう。
今日は連休中、唯一のサロンです。
毎年開催している憲法サロンです。
今年は統治行為論を取り上げましたが、日本の憲法学者たちの誠実さには以前から違和感がありましたが、それを少し話そうかと思います。
その案内をフェイスブックに書いたら、ある知人から「こんなことを書いて大丈夫ですが。ご無事を祈ります」と言う書き込みがありました。
その人のことを少し知っているので、その書き込みの意味は分かりましたが、今朝、フェイスブックを観たら、そのコメントは削除されていました。
彼もまたいろいろと悩んだことがあるのでしょう。
しかし私の場合は、まったくのただの人なので、失うものもなければ、得るものもない。
ただただ思うがままに生きればいいだけなので、そんな余計な詮索は無用です。
そういう生き方ができることをみんなあまり知らないのでしょうか。
昨日、「天路の旅人」を読み終えてしまいました。
もう少しゆっくり読もうと思ったのですが、結局、10日もかからずに終わってしまいました。
最後は、無理やり帰国されてからの「密偵」西川一三の生き方が紹介されています。
同時期に、やはり西域やインドを歩いていた木村肥佐夫と対照的な生き方だったようですが、外から見たら木村の方が幸せだったと思われるでしょうが、私はやはり西川の生き方の共感します。私もどちらかと言えば、西川的生き方をしてしまってきたなと、いまにして思えば、そういう気がします。やはり私もまた、社会的ではないということなのかもしれません。いや、家族思いでないのかもしれません。そう考えていくと、つまりは、節子には大きな迷惑をかけていたということになります。
節子はどう思っていたでしょうか。
「天路の旅人」はいろいろと考えさせられる本でした。
サンチャゴ巡礼の鈴木さんは、今頃、どこを歩いているでしょうか。
節子がもし元気だったら、ふたりでサンチャゴを歩けたかもしれません。
そうしたらもっとお互いに理解し合えただろうなと思います。
今日はいい天気になりそうです。
畑に水をやりに行ってから、朝食です。
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