■ジャニーズ問題への私見
連日、ジャニーズ問題がテレビをにぎわしています。
私には、解決に向けて何も動き出しておらず、またいつものように、マスコミが新しい金儲け素材として取り上げているようにしか思えません。
ですからこの関係の報道には辟易しています。
そもそも問題は簡単で、当たり前の当然の話を、もったいぶって解説しているような話ではない。統一教会の話題と同じように思えてなりません。
もっと取り上げてほしい材料はたくさんある。
あまりに乱暴で粗雑な語り方ですみませんが。
そもそも問題の会社の社名存続に、会社側の姿勢は明確に出ています。
問題を全く恥じていないのです。悪いと思っていない。
名前は体を表す重要な存在です。それを存続させるということは、これまでも同じ理念で行くということです。体質はたぶん全く変わらないでしょう。新社長の東山さんは、なぜ自分の考えを通せなかったのか。要するに彼は変わっていないのです。悪い意味での忖度しているだけの話でしょう。
私には東山さんは、もう同罪の加害者側に加担した存在にしか見えません。鬼畜に加担したらダメでしょう。鬼畜に見えてしまっても仕方がない。
そもそもここまでずっと放置してきたジャニーズ関係者は、みんな同罪でしょう。
ビッグモーターの社員と、どこが違うのか。
おかしな組織は、経営者だけで成り立っているわけではありません。
社員がみんなで作っているのが会社です。
いまだに社員の中から、なぜ経営者への異議申し立てが起きないのか、そこにも問題の本質を感じます。ジャニーズ所属のタレントは、全員、加害者です。ジャニーズの恩恵を受けてきているのですから。
そもそも自分が所属している組織がどんな組織なのかに無関心でその恩恵を受けていること自体が、私にはありえない話です。
人は間違いを犯します。
でも間違いに気づいたらしっかりと向き合って、自らを正さないといけない。
私には、事態は解決ではなく、さらなる悪化に向かっての次のステップへと進んでいるようにしか見えないのです。
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