■湯島サロン「自死遺族としてみんなが生きやすい社会を考える」のご案内
いまの社会が生きづらいか生きやすいか、は湯島のサロンでよく話題になることです。
立場や捉え方によって、その評価は変わってきますが、しかし、いずれにしろ「より生きやすい社会になればいい」ということではみんな一致していると思います。
しかし、「生きづらさ」とは何だろうか、と考えると、これもまた難しい話です。ある人にとっての「生きやすさ」は、ある人にとっての「生きづらさ」になることだってあるかもしれません。そのため、抽象的な議論はなかなかかみ合わないことが多いのです。
今回は、「生きづらさ」の先にある「自死」問題に、自死遺族という立場で長年取り組まれてきた南部節子さんに、ご自身の体験や活動、そうしたことからの思いなどを話していただき、「みんなが生きやすい社会」について話し合えればと思います。
「自死」の問題を切り口にすることによって、「生きづらさ」を具体的に話しやすくなるかもしれませんし、何よりも今また「若者の自死」の増加などが問題になっているなかで、「自死」そのものはしっかりと考えていくテーマでもあります。
私も一時期、自死の問題にコミットさせてもらいましたが、そうした活動を通して、自死は決して他人事や特殊な事件などではなく、誰の隣にも、あるいは自分にもやってくる日常につながる問題であることに気づかせてもらいました。
ちなみに南部さんは、「ゆったりカフェ龍の会」の代表として、誰もが住みやすい社会に向けての地域活動にも取り組んでいます。
https://izoku-center.or.jp/doc/ryunokai2020.pdf
「ゆったり」という言葉に、南部さんの深い思いを感じます。
そうした何気ない日常にも自死はつながっている。逆に言えば、そういう何気ない日常の暮らしのなかに、自死をふせぐものがあるのかもしれません。
いささか重いテーマですが、いつものように「明るく前向きに」話し合えればと思っています。
みなさんの参加をお待ちしています。
〇日時:2023年11月5日(日曜日)午後2時~4時
〇場所:CWSコモンズ村湯島オフィス
http://cws.c.ooco.jp/cws-map.pdf
〇テーマ:「自死遺族としてみんなが生きやすい社会を考える」
〇問題提起者:南部節子さん(ゆったりカフェ龍の会代表)
〇会費:500円
〇参加申込先:qzy00757@nifty.com(佐藤)
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