■癌診断を受けての体験と私見9:養生による免疫力の向上
私の前立腺がんの発見は8月7日ですので、もうそれから1月以上経過しています。
考えてみると、その間、いろいろと検査はやりましたが、治療は一切やっていません。
病気がわかっているのに、すぐには何の処置もしない。
それが癌治療の特色の一つかもしれません。
簡単に癌に効く薬などはないのでしょう。
癌だとわかったのだから、すぐに治療を始めるべきだという人がいます。たしかにそうですが、癌治療には副作用的な問題もありますから、そう簡単ではないのでしょう。
でも考えてみると、癌は何かと不思議な病気です。
そういえば、私の妻が胃がんになった時もそうでした。
手術をできるだけ早くしようということでしたが、それまでの間は特に何の対策もなかった気がします。
ただその時も、いろんな人がいろんなアドバイスを下さいました。
自分でできる「民間療法」にどうしても関心が行く。
いま思い出しても、いろんなことがありました。
正直、私はただおろおろするだけでした。その時に一番落ち着いていたのは妻でした。
いまとなって、あのときの妻の思いがようやく理解できました。
この間、私は全く治療していなかったわけではありません。
癌が判明してから、睡眠を十分にとるようにしています。
お風呂にゆったりと入り、疲れを残さないようにするのも、その一つです。
それが癌対策?と言われそうですが、私の病気治療の基本はいつもそこからです。
さらに詳しく状況が分かった時点からは、友人知人が勧めてくれた民間療法を採用しています。そんなのはインチキで即やめろというコメントもありましたが、人の親切をしっかりと受け入れるのも、私の養生策の一つなのです。
しかし、基本は、「心安らかにして、よく寝て(休んで)、きちんと食べて、楽しく暮らす」ことが私の養生策です。
病気を治すのは医師ではなく、自分です。
生命にはそれだけのパワーがある。もし治らなかったら、それもまた生命にとっての健全なあり方なのでしょう。そう思えば、おろおろする必要などない。
ただ、普段、いい加減に生きている私のような人間には、別の意味での「おろおろさ」は生まれることはある。きちんと生きていれば、おろおろすることなどないのです。
その意味で、病気は生き方を質してくれるいい機会なのです。
今回、改めてそのことを思い出させてくれたのです。
長くなったので、今回はここまで。
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