■時代の劣化をつくづく感じます
昨日は、体調がもう一つだったので、約束をキャンセルさせてもらって、自宅で過ごしていました。
体調はだいぶ良くなってきてはいましたが、思考力や気力が出てこないのです。
それで、ついつい録画していた西部劇を3本も続けて、というか並行してというか、時に早送りして、3本も見てしまいました。
学生の頃は、映画館でも3本建てなどというのがあって、通っていましたが、3本の映画を続けて観るのは久しぶりです。
問題はその3本の映画です。なぜ3本を一緒に観たか。
その3本は次の作品です。
「誇り高き男」「リオ・ブラボー」「エル・ドラド」。
西部劇が好きな方ならすぐわかるでしょうが、3本とも同じ筋書きの作品です。
いずれも何回も見ているのですが、あきません。
高校・大学生時代は西部劇が好きだったのです。
最初に西部劇を見たのは、小学校6年の時でした。
作品は「ブラボー砦の脱出」が最初で、次が「シェーン」でした。
それ以後は何を見たか覚えていませんが、その2作品ですっかり西部劇ファンになってしまったのです。しかし、マカロニウェスタンが出てきてからは、映画館で西部劇を見ることはなくなりました。私の好みではなくなったからです。
昨日は久しぶりに、若いころに戻って、西部劇に浸ってしまっていました。
あの頃は、いまよりもずっといい時代でした。映画にそれがはっきりと表れています。
映画は、まさに制作時の社会状況が映し出されています。
最近の映画もテレビドラマも好きになれません。面白くはあるのですが。
私にはとても乱れてしまった時代に思えてなりません。観ていると、気持ちがすさんでくるような気がするのです。そしてそれを面白がる自分に気づくと、なんだか古い映画を観たくなる。
昔の映画は何と穏やかだったでしょうか。犯罪や悪人にも文化がありました。
1960年代までの西部劇は、基本的には勧善懲悪でした。
だから私は好きなのです。
https://moviewalker.jp/mv9604/
https://eiga.com/movie/6042/
https://www.youtube.com/watch?v=rRvhjEqPA0g
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