■9月オープンサロン報告
最初にやってきた人は、ジューサーとりんご、人参を持参し、前回のサロンで話題になったジュースをつくって参加者にふるまってくれました。とてもおいしく、私がいま取り組んでいる「40日の奇跡」プロジェクトは大きく一歩前進した気がします。
サロンはただ話し合うだけの場ではないことを、また確信させてもらいました。
コーヒーは、予告通りサザコーヒーの「渋沢栄一仏蘭西珈琲物語」を用意しましたが、あまり話題にはなりませんでした。これHちょっと残念。
というのも、今回はかなりハードな話し合いになったからです。
発端は「どうしたらしっかりと対話できるか」だったのですが、そこからなぜか白熱した議論になってしまい、いつものようなゆったりしたテーマがどんどん切り替わるようなスタイルになりませんでした。
一番論争になったのは、ベーシックインカムと消費税でしょうか。
つまり、いまの経済の在り方への根本的な問いかけです。
「対話」からなぜ、そういう問題になったのか、わからないのですが、なぜか今回は論争的でした。幸いなことに賛否両論のメンバーだったからです。
ベーシックインカムと消費税は、私には社会の在り方を決める真反対な仕組みだと思っています。
ベーシックインカムは、個々の人たちの生活によって社会が構成されていると考えるのに対して、消費税は個々の人たちは社会のおかげで生活できているという考えに基づいています。ですから、後者の場合は、生きる(消費する)ために税が徴税され、前者の場合は社会を維持していくために税が納税されるのです。税の思想が真反対です。
社会と個人、どちらが主役でどちらが手段かという違いと言ってもいいでしょう。
というような話にまでは、実は行きませんでしたので、今度、そういう話し合いのサロンをやろうと考えています。
ちなみに、「対話」ですが、これに関しては、「放す=話す」と「象る=語る」の違いを少し話させてもらいました。これもまたいつかサロンをやってみたくなりました。
ちなみに、湯島のサロンは、そのいずれをも大切にしています。
テーマのないオープンサロンだったのに、久しぶりに来たおふたりには、あまり話をする状況がつくれなくてすみませんでした。でも少ない発言の中に、おふたりにもぜひお願いしたいサロンのテーマがありました。
近いうちにきっと実現すると思います。
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