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2023/10/10

■資本主義社会の次の社会

最近読んだ3冊の本を多くの人に読んでほしいと思い、紹介させてもらうことにしました。私も友人知人からの紹介で読みました。
3冊に共通するテーマは、現在の「資本主義社会」をどう超えていくか、です。
いささか冗長で読みにくいきらいはありますが、主張していることははっきりしています。

1冊目は、ナンシー・フレイザーの『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』(ちくま新書)です。読んでいていささか気が重くなるほど、資本主義社会の問題が鋭く指摘されています。資本主義を単なる経済の問題として捉えていないために、経済学者の資本主義論とは全く違っています。一言で言えば、資本主義社会は、ウロボロスのように己まで食べてしまう大食漢だというのです。時間のない人は第1章と第6章だけでも。

大澤真幸さんの『資本主義の〈その先〉へ』(筑摩書房)には、資本主義の次の社会の骨格が語られています。具体的ではありませんが、枠組みとしては具体的なイメージがつかめます。この本は最後の第5章だけでもぜひ。

ふたりのアプローチは違いますが、資本主義社会をパラダイムシフトするということでは共通しています。その社会原理は、ありきたりの言葉を使えば、社会主義とコミュニズムですが、言葉に捕らわれずにしっかりと読めばとても共感できます。

この2冊はいずれも今年出版されましたが、それと一緒にもう一冊紹介したいと思います。ちょっと古い本ですが、『グローバリズムの終焉』(農文協)です。
これも友人から教えてもらったのですが、関曠野さんの10年ほど前の著作です。
関曠野さんの本は久しぶりに読みましたが、とてもわかりやすいです。
考え方において、前の2冊につながっているように思います。

今日は家で一人でしたので、読書三昧してしまいました。
朝から夜まで読書でした。

 

 

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