■がん民間療法体験18:体験談をもっと可視化したい
FBやブログに投稿しているこの体験報告を読んで、いろんな方が情報を提供してくれます。
みんな心配してくれているのでしょう。感謝しながら、情報を受け止めています。
同時に、そういう情報を誰かに伝えたいと思っている人も多いのではないかという思いも強まっています。教えてやりたいけれど、誰にでも言える話ではないのかもしれません。せっかくのたくさんの体験談(とりわけ失敗談)が埋もれてしまっている。体験は、成功談にしろ失敗談にしろ、そこにはたくさんの知恵が含まれていると思いますが、もしそうだとすれば実にもったいない。
改めてそんなことを思います。
病気の世界を抑え込んでいる医療関係者にも、意識を変えてほしいものです。
ただその一部には、高価なサプリメントの話もあります。
友人が「民間療法はある意味でお金のある人たちを取り込む方法」と書いてきた意味が少しわかります。あるいは、お金持ちの「贅沢な選択」というイメージもあるかもしれません。
たしかに私のような経済状況だと、なかなか手が出ないものが多いです。
しかし、「高いサプリ」にも、いろんな理由があるのでしょう。
まずは「高価なほど効果がある」と思う人も少なくないでしょう。
実際の実験結果から証明されているように、高価であることが効果を生むこともありますから、こうした考えもあながち否定すべきではないかもしれません。
実際に、あまり市場が広がらないためにコストがかかっている例もあるかもしれません。
高価であるには、それなりに理由があるはずです。
しかし、基本はそれが「収益事業」と捉えられているからです。提供する人と効用を受ける人が明確に分けられている。まさに資本主義がもたらした「分離の思想」の中にあるからです。
しかし発想を変えて、みんなが健やかに生きるための知恵(それは同時にみんなが健やかに生きられる社会の知恵でもあります)をみんなで分かち合おうという、私が考える「コモンズの思想」に即して考えれば、理由は捉え方はまあったく変わってきます。
もし効果があるのであれば、それがたとえ「時に」であろうとも、誰もが使える療法にしていこうとすればいい。収益事業として成り立つ方策ではなく、そうした方向のかじを切れば、必ず実現するはずです。
何であれ、金銭的な理由で手が出ない人がいるのであれば、私の考える「民間療法」ではありません。私が考える民間療法は、お金などなくても取り入れることができる療法なのです。
もしそれが本当に効果を発揮できるのであれば、その普及に努めれば、コストは安くできるはずです。あるいは、コストを安くするための知恵をみんなで出せばいい。
水素療法のところでも書きましたが、いまは高価でもみんなで知恵を出し合えば安価で実現する方策は必ずある。
そういう意味では、いまの医療は私には「営利医療」に思えるのです。
医師と患者は対等の関係にはなりにくく、セカンドオピニオンを受けるのにさえ気分的に遠慮しなければいけない状況があるのはどう考えてもおかしい。
問題は「医師」側にあるのではなく、「患者」側にあるのですから、患者視点で考えなければいけない。でも今はまだ「医師」中心の医療が少なくないような気がします。
そもそも私が今回、民間療法を併用したいと申しでた時の医師の対応、あるいは私のかかりつけ医の対応は、私には医師が患者の生活や気持ちを全く考えていないように思ってしまいました。信頼していただけに、ちょっとがっかりしました。
私は癌を治したいのではなく、いい生活をしたいのですが、医師の目には癌のことしか見えていないようです。
彼らは病人のために医療行為をしているのではなく、病気のために仕事をしているとしか思えない。そんな気さえしてきました。
いささか短絡的に書いてしまったので、また誤解されそうですが、私は西洋医学の知恵を否定しているのではありません。
そもそも否定からは何も生まれません。
また冗長で長くなってしまいました。
それに「体験報告」ではなくなってしまった。
すみません。
考えがどんどん広がってきてしまっているのです。
今日、書こうと思っていた「高価なアプリ」の話は、改めて書くようにします。
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