■がん民間療法体験40:『グリーンファーマシイ』
今日もまた、実際の民間療法体験ではない話です。
ちなみに民間療法体験は、昨日も今日もいつも通りに進んでいますが、時々、逸脱してしまいます。
昨日は孫の七五三で家族みんなで外食だったのですが、孫が選んだのが近くのブロンコビリーというステーキ屋さんでした。
まあ私にも食べられるものがあるだろうと思っていましたが、なんと肉料理以外はないのです。仕方なく、一番肉らしくないハンバーグを注文し、実際には野菜サラダとスープだけにしようと思ったのですが、食べたらおいしくて結局、すべて食べてしまいました。ついでに甘いジェラードまで食べてしまった。困ったものです。
40日奇跡プロジェクトに影響がないといいのですが。
ところで今日、紹介したいのは昔、私のホームページで紹介した本のことです。
水素ガス吸入やヒートマット座禅の時には暇ですので、いろんなことを思い出したり考えたりするのですが、それで思い出したのです。
その本は、『薬用植物の宝典 グリーンファーマシイ』という分厚い本です。
発行は1997年。著者は、米国農務省の薬用植物研究所の所長などを歴任した薬用植物(ハーブ)の世界的権威のジェームス・デューク博士です。
なぜ私が持っているかといえば、その本を日本に翻訳紹介した星合和夫さんとささやかなお付き合いがあったからです。
私は40代の頃、世界の食料需給や蛋白質問題などに関心を持っていたのですが、当時、いろいろ教えをいただいたのが星合さんです。
星合さんは、アメリカでミリオンセラーになっていたハーブ療法の専門書である本書を日本にも紹介し、できれば日本でも同じような本をつくって、各家庭の常備品にできなかという思いをお持ちでした。それで湯島にも時々来てくださっていたのです。
その思いに共感し、私もこの本の紹介をホームページでさせてもらったり、湯島のサロンで紹介したりしましたが、高価(8000円)だったこともあり、ほとんどお役には立てませんでした。それに私自身、当時は関心事が多すぎて、たぶんあまり集中できていなかったのでしょう。
むかし書いたホームページの記事を探したら、こんな紹介記事がかかれていました。
内容は、120もの疾患について、極めて実践的に、ハーブの効用が具体的に書かれています。しかも、薬草や香草ばかりではなく、穀物や野菜、果物、豆類など多くの日常的な食用植物も対象になっており、健康的な食生活の指針としても役立ちます。
また、この本を通して、私たちの健康が自然の食物といかに密接につながっているかもわかります。もちろん食生活を通じての健康保持や各種の疾患の治療にも役立ちます。
いまの私の関心事にぴったりです。
しかし、当時はまだ私自身、そうしたことへの感度が鈍かったのでしょう。この本の紹介だけで終わってしまい、何も動きださなかったようです。
改めて昨日、書棚を探して見つけ出しました。
星合さんとの思い出もあり、この本は残していたようです。
本とともに、星合さんのことが思い出されました。もうおそらく鬼籍に入られているでしょう。40代のころ、私は多くの高齢者からいろんな刺激をもらっていました。私は今、そうしたことができているだろうか。そんなことを考えてしまいました。
本の裏表紙に、「数千種の安全で自然な治療薬が、世界中のジャングル、森林及び植物園に未知の宝庫として残されています」と書かれています。
私たちが知っていることは、まだまだ世界のほんの一部なのです。
やはり民間療法体験には取り組まなければいけません。
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